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芸人の“コントパクリ疑惑”渦中のYouTubeチャンネルが声明「参考資料として用いていた」 疑惑の一部は否定も「人の気持ちを逆撫でするの上手過ぎる」(1/2 ページ)

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 複数のお笑いコンビらから「パクリにパクってる」などの疑惑が寄せられていた漫画系YouTubeチャンネル「オンナのソノ」が9月20日、盗作疑惑のあった動画について説明、謝罪しました。

「オンナのソノ」の謝罪文
「オンナのソノ」の謝罪文(画像は「オンナのソノ」YouTubeコミュニティ投稿から)

 同チャンネルをめぐっては、9月16日にお笑いコンビ「レインボー」のジャンボたかおさんが、「凄いこいつら、俺らのコント何本もパクリにパクってるけど、許されるのか?!何本パクってるのだろう、、同じタイトルのコント皆様、見つけたら教えてくださいっ!」と自身のネタが盗作されていることを告発し話題に。これに呼応したお笑いコンビ「エレガント人生」も被害を明かしていました。

告発したジャンボたかおさん
告発したジャンボたかおさん(画像はレインボージャンボたかお公式Xから)

参考資料として用いていた、ストーリーやせりふは一致していないと説明

 「オンナのソノ」はYouTubeチャンネルの「コミュニティ」タブに「当チャンネルの投稿コンテンツに関するお詫びとお知らせ」と題した文章を掲載。「今般、SNS上において、当チャンネルが投稿した複数の動画コンテンツについて、特定の第三者の動画コンテンツを盗作・剽窃した疑惑がある旨のご指摘を多数いただいております。この件に関しまして、関係者の方々を含め様々な方にご迷惑をおかけしていることを、まずは深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 盗作疑惑のある動画を非公開とした上で調査を行ったとし、特定の第三者の動画コンテンツとタイトルが一致していること、同動画を参考資料として用いていたこと、投稿前後に責任者の確認作業が適切でなくタイトルをそのまま用いたことなどが確認されたとして謝罪。一方で、動画タイトルの一致はあるものの、ストーリーやせりふについては「一致している事実はございませんでした」と一部反論しました。

 再発防止として、過去に投稿した動画の再チェックと同様の疑惑が生じ得る動画を非公開にする措置を採ったと説明。また、「本件の発端」とした上述の責任者については、チャンネル運営に一切関与させない措置を採ったとしました。

 この他、同チャンネルのコンテンツを書籍化したものについては、「本件書籍に掲載されている作品の基となった動画はすべて、現在SNS上で盗作・剽窃した疑惑がある旨の指摘をいただいている各動画の公開日以前のものであることを確認」したとして、問題がないという見解だとしています。

 文末では、「引き続き調査を実施しつつ、今後、当チャンネルは、存続の有無自体も含め、動画コンテンツの制作体制の抜本的な見直しを行い、再発防止の徹底に努める所存です」としました。

 「オンナのソノ」運営からの説明にたかおさんは、「謝る側にも関わらず以上で終わらせるチャンネル」「オンナのソノさんは人の気持ちを逆撫でするの上手過ぎる」など収まらない怒りをつづっています。

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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