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四肢欠損のママタレント、“切断せず1本残った指”がバランス崩し……15年ぶり奇跡的事態に「まだ右足で良かった」(1/2 ページ)
母親は切断を考えていたものののち翻意。
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先天性四肢欠損症のタレント・佐野有美さんが11月6日にYouTubeを更新。同チャンネルでは初となる“1本だけ残った指”を巡る事情を告白しています。
まさかのここですか
先天性四肢欠損症で生まれ、NHK Eテレ「バリバラ〜障害者情報バラエティー〜」に出演するなどタレントや講演家として活動している佐野さん。両腕が肩から無くなっているほか、短くなった左足に指3本のみあるとしてきました。
佐野さんはこの日の動画で、太ももくらいまでの長さである右足にも指が1本残っている事実を告白。階段を降りる際にバランスを崩してこの指を約15年ぶりにくじいてしまったといい、「この体で右足の1本くじくっていうね、逆に奇跡だなってちょっと思って」「まさかのここですかって思ったんですけど」と笑いながらコメントしました。
また、普段の使用頻度は左足の指3本が高いことから、「(負傷したのが)まだ右足で良かったのかな」とも漏らしていました。
残った足指に医師は「あるものは残しておきましょう」
1本だけある右足指については、佐野さんの母親も見た目などを気にして切断を考えたこともあったもよう。
しかし、担当医師に相談したところ、「たとえ指1本かもしれないですけど、でもこの1本の指がもしかしたら将来的に何か役に立つかもしれませんよ」「あるものは残しておきましょうよ」といわれたほか、佐野さんも残った足指でいろいろなことができるようになっていたため、最終的に翻意したとのことです。
一連の経験をふまえて、佐野さんは「決断は早まらないでほしい」と同じ立場にいるであろう視聴者に訴えかけていました。
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