“ヒャダイン”こと前山田健一、HD-2D版「ドラクエ3」で魔法使いがヒャダインを覚えて「よっしゃー！」 なおキャラ名はヒャダルコ（1/2 ページ）

なぜヒャダルコなのか。

[宮澤諒，ねとらぼ]

　ヒャダインことミュージシャンの前山田健一さんが11月14日にX（Twitter）を更新。「よっしゃー！」とコメントしながら、同日に発売されたHD-2D版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」のゲームプレイ画面をアップしました。

大きなトレンドになっているHD-2D版「ドラクエ3」（画像出典：Amazon.co.jp）

「よっしゃー！」の理由

　ヒャダインさんが公開したのは、戦闘後のレベルアップのシーン。メッセージボックスには「呪文を 覚えた！」との記載があり、その下には「ヒャダイン」の文字が確認できます。これかー！

ヒャダインさんの名前の由来

　このヒャダインという呪文が名前の由来なのですが、過去のインタビューでは「不遇感がたまらなく好きだった」とその理由を告白しています。

　ヒャダインという呪文は、ドラクエ3や4に登場する冷気を発生させて攻撃する「ヒャド系」の中位魔法のこと。上位魔法の「マヒャド」が高威力・グループ攻撃であるのに対し、中上位威力でありながら全体攻撃という利点を持っているものの、ドラクエ6以降のナンバリングタイトルでは登場せず、まさに不遇の呪文となっています（FC版では先にマヒャドを習得してしまうという設定ミスもありました）。ちなみに、スマホアプリ「星のドラゴンクエスト」では魔法戦士の呪文として再登場しています。

　なお、ヒャダインの呪文を覚えたキャラクターの名前が「ヒャダルコ」（ヒャダインの下位呪文）だったことから、「ヒャダインなのかヒャダルコなのか」と混乱する人も見られました。