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マッチョなザクが「ガンプラコンテスト」で大賞受賞 内部に秘密の仕掛けがぎっしり 「誰もが納得の大賞」「これぞオラザク」(1/2 ページ)

1980年と1999年のキットを組み合わせた力作。

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 模型専門誌『月刊ホビージャパン』主催のガンプラコンテスト「第27回全日本オラザク選手権」で、大賞に輝いた作品が究極的な作り込みで話題です。

オラザク マッシブにボリュームアップされた量産型ザク。これだけで十分すごいけど……

初代ガンダムの第1話のマッチョなザクを目指して

 作者はX(Twitter)ユーザーのTA-76(@TA7668572129)さん。「完成品トイとしてあったら絶対に欲しいザク」をコンセプトに、1980年発売の「1/60 量産型ザク」を、「機動戦士ガンダム」第1話に登場したマッチョなイメージで作り上げました。

 その実現のために、多くのパーツは改造してボリュームアップ。太ももの部分に至っては、バキュームフォーム(※)で新造する凝りようです。

※木材などで作った原型に熱したプラ板などを当てて成形する手法

1/60サイズで「メカニック・モデル」を

 もう1つのテーマは、1972年に発売された「メカニック・モデル」。これはシャア専用ザクの内部まで表現された、72分の1スケールキットなのですが、TA-76さんはこれを60分の1スケールの量産型ザクで作りたかったのだそうです。

 内部のメカを再現するうえでは、1999年に発売された「PG 1/60 MS-06F 量産型ザク2」のフレームを使用、これを旧キットに合わせて組み込みつつ、設定画に近づくよう改造したといいます。

オラザク 一皮むくと、精密なメカが露出

 選評で「自身のコンセプトに対する真摯な姿勢でその評価は決定的なものとなりました」と賞された作品は、Xでも大好評。「同世代誰もが納得の大賞」「内部メカの作り込み最高にカッコいい」「これぞオラザク」と多くの賛辞に迎えられています。

画像提供:TA-76(@TA7668572129)さん

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