漢検1級、数検1級、英検1級、TOEIC990を達成したというX(Twitter)の投稿に17万件を超えるいいねが集まり、「すごすぎます!」「本当に存在するんだ!」と話題です。
偉業を達成し続ける人現る!
受験や就職などにも役立ち、子どもや生涯学習を続ける人まで、英検や漢検、TOEICなどを受験したことがある人も多いかもしれません。今回、Xに3つの資格試験で最上級である1級を取得し、TOEICでは満点の990点を達成したという人物が現れました。
その偉業を達成したのが、G29(@G29tw)さん。どの資格も極めるのは大変なことですが、G29さんの場合は、英語、数学、国語(漢字)のどの分野を極めているのがすごすぎます!
漢検1級合格!
「漢検」の公式サイトによると、漢検は3歳から103歳まで、5000万人を超える人が挑戦している検定で、小学1年生で習う漢字を対象とした10級から常用漢字表外の漢字を含む約6000字を対象とした1級まで全12級あります。
G29さんが取得した1級は、大学から一般が対象とはなっていますが、いわゆる今まで一度も見たことがないような漢字も含めた6000の漢字の読み書き、文章の中で適切に使えることはもちろん、四字熟語や故事ことわざ、仏教用語や歴史用語など、幅広い知識が必要です。
1級は、合格率が一桁台。そんな難関資格を取得したG29さん。結果を見ると、どの項目もまんべんなく得点できているのがまたすごいです!
TOEIC990点と英検1級合格!!
「TOEIC」は、日常生活やグローバルビジネスにおける活きた英語の力を測定する、世界160カ国でも実施されている世界共通のテスト。2023年度のデータを見てみると、176万3215人が受験し、平均スコアは612点、895点以上は全体の4.4%でした。G29さんのように990点の満点保持者は、さらに絞られると考えられます。
「英検」は幅広い世代が受験する国内最大級の英語検定試験。1級から5級まで、7つの級があり、G29さんが合格した1級は、大学上級程度とのことですが、その内容は高度で、二次試験では、2分間のスピーチや質疑応答もあり、知識と同時に英語で伝える力や対応力まで求められます。
そんな英検1級の1次試験合格率は1割前後とのことで、10人受けたら8〜9人は不合格になってしまいます。さらに二次試験の合格率も6割前後とのことで、実際に合格するには相当な難関です。
数検1級合格!
「数学検定」は、1級から5級までの7つの級があり、1級は大学・一般程度とされていますが、四次方程式、関数、確率、行列、微分積分など、さまざまな分野から出題されます。1次試験7問、2次試験4問と問題数が少なく、記述式のため、しっかり内容を理解して答えを導き出さないと点数が取れない難関資格です。
少し古いデータですが、2018年度の年間の1級合格者数は69人、合格率は5.7%だったそうです。
と、とにかく、G29さんの取得した英検、漢検、数検1級はどれもまぎれもない難関資格。TOEICに至っては満点ですし、本当にこんなにパーフェクトな人がいるんだ! と驚きしかありません。G29さんは、ほかにも歴史検定1級、理検1級を取得しており、現在、世界遺産検定1級に挑戦中だそうです。学びを続ける姿勢、結果を出す努力、すべてに感服です!
G29さんの資格取得に関する投稿を見た人からは「すごい 見せてくださってありがとうございます」「素晴らしい! ほんとに実在するのですね」「おめでとうございます!!! 凄すぎます..」などのコメントが寄せられています。
画像提供:G29(@G29tw)さん
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