「抗がん剤治療辞めたい」「親不孝だから受けてるようなもの」 ステージ3の「GTO」出演俳優、母思い“言えなかった本音”……仲間の応援に「頑張って生きてみよう」(1/2 ページ)
「こんな事は本来言ってはいけないことかもしれない」
ドラマ「GTO」の水樹ナナコ役などで知られる俳優の希良梨さんが3月13日にInstagramを更新。がん闘病を続ける中で、「抗がん剤治療を辞めたいんです」「そのまま自然にこの世を去りたい」と本音を吐露しました。
抗がん剤治療を経験した本音
希良梨さんは2024年9月、「たまたま婦人科で癌の検査をしたら引っかかり、その後大きな大学病院にて精密検査を受けました。結果は、私はがんでした」とがんを公表。診断結果はステージ3で、骨盤リンパ節への転移も見つかり、2度の手術を受けたものの、抗がん剤治療が必要となりました。
2025年2月下旬から抗がん剤治療が始まり、副作用に苦しみながら1クール目を終えた希良梨さん。今回の投稿では、「今まで去年の夏から手術を2回して、さらに、骨盤リンパに転移もした。今はステージ3だけど、もうステージ4かもしれない」と闘病を振り返り、「本当は、今の気持ちを言うと、抗がん剤治療を辞めたいんです。そのまま自然にこの世を去りたい。それが本音です」と心の内を言葉にしています。
希良梨さんは、「もう充分、いろんな経験をさせてもらった。もういいでしょう。私の人生と思っています」と死を受け入れたような言葉も。
一方で、「一生懸命私のそばで頑張る母を見ていると、親より先に死んだら、親不孝だから、それで抗がん剤治療を受けているようなものなのです。こんな事は本来言ってはいけないことかもしれない」と愛する親を思い、葛藤を抱えていることも告白しました。
生きる希望も
そんな中、仲間たちが「絶望感の中にある私に声をかけてくれた」「生きるのは諦めないで、一緒に頑張ってやっていきましょうと、お声をかけてくださった」と生きる希望を与えてくれたそうで、「頑張って生きてみようと思います」と前向きなメッセージを発信しています。
2000年に子宮頸がんに罹患
希良梨さんは、1997年放送のドラマ「ギフト」で俳優デビューすると、kirari名義で歌手としても活躍。しかし、2000年に子宮頸がんに罹患し、芸能活動を休止しました。
2008年には台湾人男性と結婚し、2009年に第1子を出産。2024年9月に放送された「THE TIME,」のインタビューでは、医師から子宮摘出の可能性を伝えられたことも明かしていました。
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