【金田一少年の事件簿】第I期で一番好きな長編事件はなに?

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 「金田一少年の事件簿」は、『週刊少年マガジン』で1992年から2001年まで連載されていたミステリー漫画。金田一耕助を祖父に持つ高校生・金田一一(きんだいちはじめ)が難事件の真実を解き明かすというストーリーで、「ジッチャンの名にかけて!」というセリフも有名ですよね。2004年以降も不定期で連載が続いており、2001年までの連載分は「第I期」、2004年以降の作品は「第II期」と呼ばれています。

 そこで今回は、「『金田一少年の事件簿』第I期で、一番好きな長編事件はなに?」という人気投票を実施します! 「これぞ傑作!」と思う事件に一票をお願いします。それでは、全26作の長編事件のなかから、4作品を抜粋して紹介します。

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オペラ座館殺人事件

 1992年10月から12月にかけて連載された、「金田一少年の事件簿」最初の事件。幼なじみの美雪の頼みで、演劇部の合宿に参加することになった金田一。しかし孤島のホテル「オペラ座館」で、演目の「オペラ座の怪人」に見立てて部員が次々に殺害される事件が起こります。

 舞台となった孤島・歌島と「オペラ座館」は、この事件後にも何度か登場し、やはり殺人事件が発生。2018年から『イブニング』で連載されている「金田一37歳の事件簿」では、リゾート開発が行われた歌島で事件が起き、37歳のサラリーマンとなった金田一が巻き込まれることに……。

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魔術列車殺人事件

 1996年4月から7月にかけて連載された、15番目の事件。北海道行きの寝台列車「銀流星号」で、マジシャン集団「幻想魔術団」の団長の死体が見つかりますが、その後死体が消えてしまいます。終着駅のホテルでも団員が奇術めいた形で続々と殺されていき、金田一が事件解決に奔走する、というストーリー。

 この事件の犯人「地獄の傀儡師」は、この後もさまざまな事件で暗躍したり、「この謎が解けるか?」と言わんばかりの勝負を仕掛けてきたり、金田一にとって因縁の相手となっていきます。

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魔犬の森の殺人

 1998年1月から4月まで連載された20番目の事件。美雪や友人の千家らとともに、ひょんなことから山奥にある廃研究所を訪れた金田一。凄惨な動物実験の跡が残る施設にはオカルト研究会の大学生たちが滞在しており、ともに一晩過ごすことに。しかし、続々と魔犬「ケルべロス」の仕業のような殺人が起こります。

 数々の事件の中でも、ある意味衝撃の事件として記憶に残っている人も多いのでは? 謎が解けても、犯人だと思いたくない……とやきもきした人もいたのではないでしょうか。

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金田一少年の決死行

 2000年8月から2001年1月にかけて連載された、第I期最後の事件です。「地獄の傀儡師」を追って香港に渡った金田一。しかし、殺人容疑をかけられるばかりか、美雪の目の前で明智警視を刺す姿を目撃されてしまいます。自らの潔白を証明するために、警察による拘束から抜け出し殺人犯の汚名を晴らしていく物語です。

 最後のエピソードらしく、第I期では最も話数の多い事件となっています。協力者のホテルボーイ・龍道(ロンタオ)との交流や、明智警視との信頼関係など、トリック解明以外にも見どころは盛りだくさん。事件後のグランドフィナーレも含めて、人気のあるエピソードです。

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「金田一少年の事件簿」第I期で一番好きな長編事件は?

 主な「金田一少年の事件簿」第I期の長編事件を紹介しましたが、ミステリー研究会の面々が初登場する「学園七不思議殺人事件」や、国民的アイドル・速水玲香の生い立ちが判明する「タロット山荘殺人事件」など、紹介した4作品を含め全部で26編あります。トリックに唸った事件やストーリー展開が面白かった事件など、思い入れのある事件に投票をお願いします!

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