「そば」を食べに行きたい都道府県は?【2023年版・人気投票実施中】
日本の代表的な麺料理「そば」。その歴史は古く、奈良時代以前に日本に伝わり、江戸時代の頃からそば切りという現在のスタイルで食べられるようになったのだとか。そばは、のど越しがよく夏でもさっぱり食べられる「ざるそば」と、丼に入れて温かいつゆをかけて食べる「かけそば」のどちらも楽しめ、日本にはそばを使った郷土料理が各地にあります。
そこで今回は、「そばを食べに行きたい都道府県は?」というアンケートを実施します。
各地に特色あるそばが存在していますが、あなたが実際に食べてみておいしかったご当地そばや、まだ食べたことはないものの「いつか食べてみたい」と思っているそばがある都道府県を教えてください! まずは、3つの県をピックアップして紹介します。
「そば」を食べに行きたい都道府県は?
山形県
農林水産省の作況調査によると、山形県の2021年産そばの都道府県別収穫量は北海道に次ぐ2位。そんな山形県では、黒く太いそばを板にのせた「板そば」が有名で、強いそばの香りと風味が楽しめます。また、そばを鶏スープで食べる「肉そば」も人気。県内にはいたるところにそば屋があり、特に多く集まっている地域は「そば街道」と呼ばれています。
福井県
福井県では、郷土料理として古くから「越前そば」が親しまれています。県北部の名物で、大根おろしやかつおぶし、ネギを添えて食べます。殻ごと挽いているため、そばの色は黒っぽく歯ごたえがある硬めの食感で、風味や香りが強いのが特徴。つゆにつけたり、つゆをかけたりして食べますが、冷たいまま食べるのが一般的です。
県内には越前そばを提供する店が多くあり、全国から多くの人が訪れます。そば打ち体験などができる観光スポット「越前そばの里」も人気を集めています。
長野県
2021年産そばの都道府県別収穫量が、山形県に次いで3位の長野県。そばの種類や食べ方が多様で、日本三大そばのひとつである「戸隠そば」、さわやかな苦みが特徴の「だったんそば」、そばの実の中心を使う「更科そば」などが楽しめます。
郷土料理の一つとして親しまれている「とうじそば」は、冷たいそばをとうじ籠に入れたことに由来します。肉・キノコ・油揚げ・ネギなどが入ったしょうゆベースの鍋に、かごに入れたそばをしゃぶしゃぶのように温めて食べるのが特徴。真夏でも熱々のとうじそばを食べに、多くの観光客が訪れます。
あなたが「そば」を食べに行きたい都道府県は?
ここまで、そばが有名な3つの県をピックアップしましたが、日本では各地でおいしいそばが食べられますよね。ぜひ、あなたがそばを食べに行きたいと思う都道府県に投票してください!
そのほか、そばを食べに行った地域での思い出、おすすめの店、そばを使った郷土料理、各都道府県のそばの食べ方やアレンジ方法などもぜひコメント欄にお寄せください。それでは、アンケートへのご協力よろしくお願いします!
参考
- 日本そば(全麺連)
- 令和3年産そば(乾燥子実)の作付面積及び収穫量(農林水産省)
- 山形麺許皆伝(山形県麺類飲食生活衛生同業組合)
- 福井名物「越前そば」の特徴とは?基本的な食べ方や歴史をチェック(macaroni)
- 【長野】お蕎麦の香りにうっとり。信州人が絶賛する信州そばの店10選(icotto)
- 越前そばの里 (じゃらん)
- 長野とうじそば(楽常)