各国の軍事費を見ることは、世界情勢の現在を知るうえで役立ちます。軍事費とはその名の通り軍事に使われる経費で、平時の軍事費は主に軍隊の維持費のことを指します。
今回は、グローバルノート(東京都港区)の「世界の軍事費 国別ランキング・推移(資料:GLOBAL NOTE、出典:世界銀行)」を参考に、世界の軍事費ランキングTOP3を紹介します。 今回のランキングでは、軍事的に重要な鉄道・道路・港湾開発費、軍事研究開発費、軍事恩給なども軍事費に含まれています。 2019年はどこの国が最も多くの資金を軍事費に投じていたのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう。
第3位:インド(711億2500万ドル)
第3位はインド。2019年の軍事費は711億2500万ドルでした。インドでは経済発展とともに軍事費も増加しており、近年は特に多額の軍事費を投じるようになっているようです。そして、2019年にはサウジアラビアを追い抜いて3位へランクインしました。
インドの軍事費の大部分は武器や弾薬の購入費用ではなく、現役兵士への給与であるといいます。しかし、巨額の軍事費を投じているにもかかわらず、十分な弾薬備蓄や武器の確保ができていないことが軍事上の課題となっているようです。中国やパキスタンといった近隣諸国との緊張状態もあるため、インドの軍事費は今後も増えていくと予想されています。
第2位:中国(2610億8200万ドル)
第2位は中国です。2019年の軍事費は2610億8200万ドルでした。特に対アメリカを意識しており、グアムの米軍基地まで届く弾道ミサイルの開発に力を入れたり、シーレーンを守るための訓練を強化したりしているようです。
第1位:アメリカ(7317億5100万ドル)
第1位はアメリカで、2019年の軍事費は7317億5100万ドルでした。特に2017年にドナルド・トランプ政権が発足してから、アメリカでは軍備拡大が顕著になっています。
2019年12月に創設された宇宙軍にも、軍事費が割かれています。アメリカでは退役軍人を含め、軍事関係者が多く、なかなか軍事費を削減できない現実があるようです。
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