【世界名作劇場】人気ランキング! 昭和に放送された名作の中、1位に輝いたのは「小公女セーラ」! 【2021年最新投票結果】

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 日本のアニメ史を語るうえで欠かすことのできないアニメシリーズのひとつと言えば、やはり「世界名作劇場」は外せません。一般的には「アルプスの少女ハイジ」の後番組である「フランダースの犬」を第1作とし、シリーズの中断をはさみながらも、最終的に第26作まで制作された長期シリーズとなりました。

 今回、ねとらぼ調査隊では、そんな「世界名作劇場」のうち昭和期に放送された14作品にフォーカスし、2021年1月6日から2月5日にかけて「あなたが好きな昭和に放送された『世界名作劇場』の作品は?」というアンケートを実施しました。

 アンケートでは計3158票の投票をいただきました。たくさんのご投票、ありがとうございます! 数々の名作の中で最も人気が集まったのはどの作品だったのでしょうか。ランキングの結果を見ていきましょう!

画像は「dアニメストア」より引用
画像は「dアニメストア」より引用
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第10位:愛少女ポリアンナ物語

 第10位は、1986年に放送された「愛少女ポリアンナ物語」でした。自動車事故で足が動かなくなってしまった孤児の少女・ポリアンナが、危険な手術に挑み、再び立ち上がるまでを描く第1部と、手術後のリハビリ生活の中で起こるストーリーを描く2部構成となっています。

 どんなに苦しい状況でも、「よかった探し」をしながら明るく振る舞うポリアンナに心打たれた人は多いでしょう。

YouTube「日本アニメーション・シアター」チャンネルより引用
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第9位:愛の若草物語

 第9位は、1987年に放送された「愛の若草物語」でした。オルコットの有名な自伝的小説『若草物語』が原作。南北戦争時代のアメリカに生まれ育った四姉妹の次女であるジョーを中心に、姉妹それぞれの成長と心の機微を描いた作品です。

 のちに、成長して学校教師となったジョーの姿を描いた「若草物語 ナンとジョー先生」も1993年に放送されました。

YouTube「日本アニメーション・シアター」チャンネルより引用
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第8位:母をたずねて三千里

 第8位は、1976年放送の「母をたずねて三千里」でした。出稼ぎに行ったまま音信不通となった母を探し、幼いマルコがイタリアからはるばる南米・アルゼンチンまで旅をしながら、道中で出会った人々との交流を経て成長していく物語。ストーリーの性格上、世界名作劇場の中でも特に登場人物が多いのも特徴です。

 なお、本作は「アルプスの少女ハイジ」や、スタジオジブリ作品で有名な高畑勲さんが監督を務めた作品としても知られています。

YouTube「日本アニメーション・シアター」チャンネルより引用
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第7位:トム・ソーヤーの冒険

 第7位は、1980年放送の「トム・ソーヤーの冒険」でした。原作はマーク・トウェインの世界的に有名な小説です。ミシシッピー川のほとりを舞台に、主人公トム・ソーヤーと親友のハックルベリー・フィンたちの冒険に満ちた日常を描いています。

 やんちゃでいたずら好きの少年が主人公の作品は、世界名作劇場においては珍しいかもしれませんね。

YouTube「日本アニメーション・シアター」チャンネルより引用
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第6位:あらいぐまラスカル

 第6位は、1977年に放送された「あらいぐまラスカル」でした。スターリング少年とアライグマのラスカルとの友情と別れを描いた名作。ラストは涙なしには観られません。人間と動物が共存することの難しさを考えさせられる作品でもあります。

 その後、ラスカルはキャラクターグッズとしても人気となり、さまざまなアニメやゲーム作品とのコラボグッズなども展開しています。アニメ本編を見たことがなくても知っているという人も多いのではないでしょうか。

YouTube「日本アニメーション・シアター」チャンネルより引用
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第5位:フランダースの犬

 第5位は、1975年放送の「フランダースの犬」でした。最終回、ルーベンスの絵の前で天に召されるネロとパトラッシュのシーンはあまりにも有名。「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ」というセリフは、アニメ本編を見たことがない若い世代でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 寄せられたコメントには、「ネロとセーラでどちらかを選ぶのがきつい」という声がいくつか見受けられました。

YouTube「日本アニメーション・シアター」チャンネルより引用
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第4位:ペリーヌ物語

 第4位は、1978年に放送された「ペリーヌ物語」でした。原作はフランスの作家マロの小説『家なき娘』。父母を相次いで亡くした少女ペリーヌが、孫と名乗ることのできないまま祖父の工場で健気に働く物語です。

 コメント欄でも「一番感動する」「ペリーヌが1番すき」「ペリーヌ一択」など、熱心に推す声が数多く見られました。

YouTube「日本アニメーション・シアター」チャンネルより引用
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第3位:家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ

 第3位となったのは、1981年放送の「家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ」。得票数は409票で、得票率は13%となりました。

 原作は『十五少年漂流記』の作中にも言及のある『スイスのロビンソン』。オーストラリアへの移住を計画したロビンソン一家が、船の座礁により無人島でのサバイバル生活を余儀なくされるという物語です。脱出行のカギとなる、頑固な船乗りモートンとの関係も見どころです。

YouTube「日本アニメーション・シアター」チャンネルより引用
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第2位:赤毛のアン

 第2位にランクインしたのは、1979年に放送された「赤毛のアン」。得票数は456票で、得票率は14.4%でした。

 世界的に有名なモンゴメリの同名小説を原作とし、世界名作劇場の中でも特に原作に忠実な作品とっています。芯の強いアンの生き方に学んだという人は数多いのではないでしょうか。また、本作も「母を訪ねて三千里」と同じく高畑勲さんが監督を務めました。

YouTube「日本アニメーション・シアター」チャンネルより引用
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第1位:小公女セーラ

 そして第1位となったのは、1985年に放送された「小公女セーラ」でした! 得票数は727票で、得票率は23%となっています。

 裕福な家に生まれたものの、父の死により寄宿先での生活が一気に暗転してしまった少女セーラ。それでもセーラは正しく美しい心で、陰湿ないじめや厳しい労働に耐え抜いていくという物語です。

 いじめや差別に耐えるというシチュエーションは王道ですが、特にミンチン学院長の陰湿さは世界名作劇場シリーズの中でも群を抜くほど。それだけにコメントでは、「ラストの大逆転に感動を覚えた」という声が多く上がっていました。

YouTube「日本アニメーション・シアター」チャンネルより引用

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