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ついに始まる「幼保無償化」 子育て世代がチェックすべきポイントを整理しました

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幼保無償化、10月1日にスタート

 消費税10%への引き上げに伴い、幼児教育・保育の無償化がスタートします。

 幼保無償化とは、 幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3歳~5歳までの全ての子供たちの利用料が無料になる制度。 0歳~2歳までの子供たちについては、住民税非課税世帯を対象として利用料が無料になります。認可外保育施設、預かり保育、ベビーシッターなどは、対象施設(企業)については一定金額が無料となります。

幼保無償化の例
内閣府の資料より

  幼保無償化はどのような反響があったのか? ネットの声からポイントを整理しました。

調査概要

調査期間2019年4月1日~9月24日
調査対象Twitter
調査件数 1万5602件 (10% サンプリング)
調査キーワード(幼保 OR 幼児 )AND 無償化
調査方法対象期間のTweetを「見える化エンジン」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

幼保無償化、成立までの流れ

 幼保無償化は、5月11日に成立した「子ども子育て支援法改正案」によって実施されるもの。Twitterのトレンドを見ると、成立直後のツイート数が2.5万ツイートとピーク。多くの政治家が「子ども子育て支援法改正案」について言及しました。

男性と女性とで注目点が異なる結果に

 反響や注目ポイントは、性別や世代によって違いがあったのでしょうか。男性は「増税 – 必要」や「晋三 – いいなり」など政治色の強いツイートが多く、女性は「保育士 – 処遇」「保育 – 現場」など、より実生活にフォーカスしたツイートが多いようです。

男女別の係り受けマップ

30代女性「保育士の待遇改善を」

 幼保無償化の影響を最も受けるのはやはり子育て世代。30代&女性に限定して発言の係り受けマップを見てみると、「保育士 – 待遇改善」といった発言が多くつぶやかれていました。

 幼保無償化が成立する以前から、待機児童問題保育士の待遇問題についてはたびたび大きな話題になっていました。幼保無償化は、一部子育て世帯の金銭的な負担が減る効果はあると考えられますが、一方で「保育園に入れなかった」世帯への対策にはなりません。また、一部の園や外国人幼保施設(各種学校)が対象にならず、世帯間の差を拡大する一面も指摘されています。

 幼保無償化は、対象となる世帯の負担を軽くします。しかし子育て世帯以外も消費増税の影響を受けていることを考えると、やや複雑な気持ちになるインターネットユーザーも多いようです。世帯に還元するのではなく、社会全体に還元してほしい――として、「幼保無償化するよりも、そのお金で保育士の待遇を改善してほしい」「保育園を増やしてほしい」といった声が上がっています。

「30代女性」の係り受けマップ

「幼児無償化」関連で注目されたツイート

1000人以上がリツイート

無償化より待機児童の改善を求める声多数

フランス在住ライター も保育士待遇改善を求めるツイートを

子育て世帯はあらためて「対象かどうか」確認を

 幼保無償化は、子どもの年齢や、家庭の経済状況によって対象が変わります。きょうだいで通っている園が違うなどのケースも考えられますし、使っている預かり施設の認可状況や利用状況によっても利用料が変わる可能性があります。あらためて「自分の子どもや利用している(利用しようとしている)保育施設は対象となるのか」を確認してみてください。

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