中学校に入ると「名作」と呼ばれるような小説を授業で学ぶことも増えてきます。「教科書ではじめて文豪の作品を読んだ」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回、ねとらぼ編集部では「中学の国語の教科書に載っている小説で一番好きな作品は?」というアンケートを実施します。出版社によって収録作品はさまざまですが、今回は3作品をピックアップして紹介します。
「坊つちゃん」夏目漱石
夏目漱石の名作「坊つちゃん」は、松山の中学に数学教師として赴任した、江戸っ子気質の青年が主人公の物語です。「坊つちゃん」というあだ名をつけられた彼は、嘘や不正を嫌っており、陰湿な嫌がらせをする生徒やあくどい教頭の「赤シャツ」などに立ち向かっていきます。
「親譲りの無鉄砲で子供のころから損ばかりしている」という冒頭を暗記するほど読み込んだ人や、 「坊つちゃん」が繰り広げる痛快劇を楽しんでいた人も多いのではないでしょうか。
「走れメロス」太宰治
「メロスは激怒した」という冒頭文でおなじみの、太宰治の短編小説「走れメロス」。王に対して反逆の罪に問われたメロスが、妹の結婚式を行うために、親友を身代わりにして3日間の猶予をもらい、再び城へ戻ってくるストーリーです。
城に戻るまでの道すがら、メロスはさまざまな困難に直面します。メロスの気持ちの移り変わりや、メロスを待つ親友・セリヌンティウスの気持ちを想像するのも、本作の楽しみの1つですよね。この作品をきっかけに、「斜陽」や「人間失格」など、他の太宰作品に触れた人も多いのではないでしょうか。
「変身」フランツ・カフカ
「変身」はフランツ・カフカの代表作。主人公のグレゴール・ザムザが朝目覚めると、巨大な毒虫になってしまっていることに気づくという衝撃的な場面から物語が始まります。虫になってしまった原因が分からないまま、彼は部屋に閉じこもって過ごしていきますが、働き手を失った家族は困窮し、ザムザの世話もいい加減になっていきます。
ザムザを邪険に扱う家族の描写はリアリティーがあり、さまざまな読み方ができるのも特徴です。彼にしか書けなかった理不尽な物語は、今だからこそ改めて読みたい小説と言えそうです。
「中学校の国語の教科書」で一番好きだった小説は?
数多くの作品の中から、今回は3作品を紹介しました。投票対象には、国語の教科書でおなじみの小説をピックアップしています。選択肢以外の作品に投票したい場合は、「その他」に投票し、コメント欄で作品名を教えてください。
また、中学校の国語での懐かしいエピソードや、作品に対するメッセージなどもコメントにお寄せください。それでは、みなさんからの投票をお待ちしています!
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