年代別「思い出の卒業曲」ランキング! 50代の1位は『贈る言葉』、10代の1位は?
3月に入り、いよいよ卒業シーズン真っ只中となりました。特に高校生は、本日3月1日に卒業式を迎えるという人も多いと思います。そして卒業を彩る思い出の一つと言えば、皆で歌う「卒業ソング」。
今回は10代~50代のユーザーを対象に聞いた「思い出の卒業ソング」に関するアンケート結果を発表します。10代の答えと50代の答えでは、どれくらい違いがあるのでしょうか?
出典:「年代別 思い出の卒業ソングランキング」(楽天ブックス)
「1位」に年代差
各年代で最も票を集めた曲を見てみると、はっきりと年代差が表れています。10代と20代の第1位は、ロックバンド・レミオロメンの『3月9日』。もともとはメンバー共通の友人の結婚を祝うために作られた曲でしたが、近年は卒業ソングとしてすっかり定着しました。堀北真希さんが主演のMVも泣けますよね。
30代と40代は合唱曲の『仰げば尊し』、50代は海援隊の『贈る言葉』となっています。『贈る言葉』は、テレビドラマ『3年B組金八先生』の主題歌として有名ですが、同シリーズのファイナルシーズンが放送されたのは10年前の2011年。既に若者は番組自体を知らないかもしれません。
やはり強い「合唱曲」
10代~50代のランキングTOP10を見たときに、全年代で唯一ランキング入りしたのが『仰げば尊し』です。この他にも、『旅立ちの日に』『翼をください』『蛍の光』などは各年代でランクイン。合唱曲の強さは今も昔も変わらないようです。
各年代に特有の「定番卒業ソング」も
さらに、各年代に特有の「定番卒業ソング」と言うべき歌も多数ランクインしました。若い年代から票が集まったのは、いきものがかりの『YELL』、アンジェラ・アキの『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』、ゆずの『栄光の架橋』など。
30代を見てみると、スピッツの『空も飛べるはず』やKiroroの『Best Friend』などのヒットソングが挙がっています。40代~50代になると、松任谷由実の『卒業写真』、尾崎豊や斉藤由貴の『卒業』など、まさに定番の卒業ソングがランクインしていました。
全体を見てみると、10代~20代まではいわゆる「卒業ソング」としては作られていないポップスのヒット曲を、あえて卒業ソングとして捉えているのに対し、40代以降は「ザ・卒業ソング」と言えるような定番の曲を挙げている人が多かったようです。
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