「みそ好きな都市」ランキングTOP30! 1位は「新潟市」【2023年最新調査結果】

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 日本食の健康食品の一つで、世界的にも近年注目されている「みそ(味噌)」。仙台みそや信州みそ、八丁みそなど全国的に有名なブランドから、家庭での手作りみそまで、さまざまな形で広く親しまれている調味料です。

 そんな日本人に馴染み深いみそについて、最も年間の支出額が多いのはどの地域なのでしょうか。今回は、総務省統計局が集計した2020年~2022年の年間平均支出額より、「みそ好きな都市ランキングTOP30」を発表します。ランキングの対象は、全国47の都道府県庁所在地およびそれ以外の5つの政令指定都市です。

 ちなみに、全国平均は2165円でした。さっそく、上位の2都市から見てみましょう。

(出典:総務省統計局「品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」

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「みそ好きな都市」ランキング

画像:写真AC
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第2位:山形県山形市

画像:「深瀬善兵衛商店」公式サイト

 第2位は山形県山形市でした。2020年~2022年の年間平均支出額は、2829円となっています。山形市は、同調査における醤油の年間支出額ランキングでは1位にランクイン。発酵食品が根付いている地域といえるでしょう。

 特に山形市街北東部の印役町周辺には、多くのみその醸造元が集まっています。これは、江戸時代初期に藩主が川の流域改修工事を行った際、犠牲となった印役村と山家村に麹製造の独占権を与えたことに由来するとされています。

 その流れの中、たとえば「深瀬善兵衛商店」は江戸時代後期に創業。印役村の伝統を継ぐ、味・香りともに優れたカネチョウ印の天然醸造みそが人気です。

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第1位:新潟県新潟市

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 そして第1位は、新潟県新潟市でした。2020年~2022年の年間平均支出額は、2908円です。

 新潟県では、戦国時代に上杉謙信が農民へ広めたと伝わる越後みその他、佐渡島で江戸時代以降に特に生産されるようになった佐渡みそがあります。明治時代になると、みその製造販売が自由となったことから、新潟に多くのみそ業者が誕生したそうです。

 たとえば新潟市の「山田屋」は、1891年創業の老舗蔵元。今も昔からの「蔵付き酵母」を培養して用い、新潟県産の米や大豆にこだわり、伝統的な越後米みそを作り続けています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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