ロシアのウクライナ侵攻により、世界中の経済に影響を及ぼしている燃料費の高騰。日本でもさまざまな形で物価の上昇を招いている他、特に車の重要性が高い地方での生活においては、ガソリン代が家計を圧迫しています。現に今回扱う総務省統計局発表の都市別ガソリン代ランキングでは、上位に地方都市、下位に大都市が並んでいます。
ここでは、そうしたガソリン代が多い都市ランキングから、TOP30を紹介します。参照した総務省統計局のデータは、2020年~2022年の年間平均支出額の統計を取ったもの。ランキングの対象は、全国47の都道府県庁所在地およびそれ以外の5つの政令指定都市です。
なお、全国平均は6万150円でした。まずは上位の2都市から見てみましょう。
(出典:総務省統計局「品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」)
「ガソリン代が多い都市」ランキング
第2位:山形県山形市
第2位は山形県山形市でした。2020年~2022年の年間平均支出額は、全国平均より2万5000円以上高い8万5639円となっています。
ガソリン価格は、沿岸部にある製油所より遠い地域ほど輸送コストがかさみ、高くなります。また、車を利用しなくても生活できる大都市圏では、ガソリン代の年間平均支出額が低い傾向があります。
またガソリンの値段は、店舗間の競争の多い少ないによっても決まるため、人口の少ない山形県では、ガソリン価格が全国的に見て高水準となっているようです。一方、東北随一の大都市・仙台を抱えるお隣の宮城県では、他都道府県と比べ低価格となっています。
第1位:山口県山口市
そして第1位は、山口県山口市でした。2020年~2022年の年間平均支出額は、2位を3810円上回る8万9449円です。
ガソリンの需要が高い地方都市の中でも、山口市はガソリンの購入量が多くなっています。それは公共交通機関が大都市ほど発達していないからという理由が指摘されています。これは他の地方とも共通します。
加えて、山口市では市外に通勤・通学している市民が多く、移動距離が多いこと。また、全国の県庁所在地の中で人口密度が最も低く、広い土地にゆったりと暮らしているという点も、要因と考えられています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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