「サイダー=透明な甘い炭酸飲料」のイメージがついたのはなぜ? 詳しく解説

Tweet
Share
LINE
Hatena

 あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。テーマは「炭酸水の雑学」です。

advertisement

「炭酸水」の解説

 幕末にレモネードが日本に伝わり、やがて「ラムネ」と呼ばれるようになりました。ラムネといえば「ビー玉の栓の瓶」が特徴ですが、当初はコルクの栓が使われていたそうです。ところが、コルク栓は高価だったのと、時間が経つうちに炭酸が抜けてしまう欠点がありました。

 そこで発明されたのが「ビー玉の栓の瓶」です。発明したのはイギリス人のハイラム・コッド氏で、その名前から「コッド瓶」と名付けられました。日本では「コッド瓶」をイギリスから輸入して使っていましたが、その後、独自の国産ラムネ瓶がつくられるようになりました。

 ラムネと同じように、古くから親しまれているのが「サイダー」です。サイダーの語源はフランス語の「シードル(Cidre)」で、英語読みしたのが「サイダー」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

 シードルはもともと、リンゴからつくられたスパークリングのお酒のことで、私たちがイメージする炭酸飲料とは少し違います。

 透明な甘い炭酸飲料を意味する言葉として「サイダー」という名前が使われるようになったのは、一説には現在の「三ツ矢サイダー」が由来だと言われています。

 サイダーの製造と販売を始めた際、「サイダーフレーバーエッセンス」という香料を使っていたことと、「サイダー」という名前の響きが覚えやすかったのではないか……ということです。

advertisement

番組情報

モーニングライフアップ 今日の早起きドクター
毎週月~金曜日 朝6:15~番組HP
医師が週替わりで登場。
飯田浩司アナウンサーと新行市佳アナウンサーが、健康に関する疑問や予防法、症状、治療法などを聞きます

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

関連タグ

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

アクセスランキング