平成30年の経済産業省の調査によると、全国の葬儀費用の1件あたり平均額は「113万2616円」となっています。しかし、これを地域ごとに見てみると、かなりの差があることが分かります。
今回は、「葬儀費用が高い都道府県」のランキングを見てみましょう。最下位である青森県が「約60万円」なのに対し、1位の県は「約167万円」。3倍近い差が生まれています。
出典:平成30年特定サービス産業実態調査|特定サービス産業実態調査|経済産業省/参考:都道府県別葬儀費用 – とどラン
第3位:山梨県(150万5160円)
第3位は、平均葬儀費用が「150万5160円」の山梨県です。葬儀業務年間売上高は112億3000万円で、年間葬儀取扱件数は7461件でした。
山梨県の葬儀では、葬儀や告別式の前に火葬する「前火葬」や、遺体を火葬しないで埋める「土葬」が行われることもあるそうです。また、山梨県の一部地域では「初七日御膳」といって、親族など葬儀の手伝いをしてくれた人に食事を振る舞う風習があるといいます。
第2位:長野県(152万6158円)
第2位は、平均葬儀費用が「152万6158円」の長野県です。葬儀業務年間売上高は341億200万円で、年間葬儀取扱件数は2万2345件でした。
長野県では「後火葬」が主流ですが、一部地域では「前火葬」が行われています。また「隣組」という互助制度が機能している地域では、葬儀・告別式の際に近隣住民が受付や会計などを手伝うそうです。葬儀などを協力してくれた人には、「通夜振る舞い」という形で軽いお酒などをお礼することもあります。
第1位:栃木県(167万0482円)
第1位は、平均葬儀費用が「167万482円」と第2位以下を大きく引き離す栃木県です。葬儀業務年間売上高は286億200万円で、年間葬儀取扱件数は1万7122件でした。
栃木県では「後火葬」が一般的ですが、宇都宮市の一部地域などでは「前火葬」が行われているそうです。以前は互助制度である「組内」が主体となり葬式を行っていたそうですが、現在では葬儀屋が主体で行うようになっているといいます。また、栃木県には「百万遍」という大人数で念仏を唱えるという風習がありますが、近年は省略される傾向にあります。
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