いますぐ5Gのスマホを買うべきか、待つべきか

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 黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)にスマホ・携帯ジャーナリストの石川温が出演。5Gの世界について語った。

ニッポン放送「あさナビ」

黒木)今週のゲストは、スマホ・携帯ジャーナリストの石川温さんです。5Gは買った方がいいのですか?

石川)最初に発売されるスマートフォンは10万円以上しますので、一般の方はすぐに買い替える必要はないと思います。これから2年くらいかけて、安い端末も5Gに対応して行きますので、安くなってから買うというのもいいのかなと思います。

黒木)でも、早く5Gを体験したいという方も多いのではないですか?

石川)新しいもの好きの人に自慢したい方は、すぐに買っていただいても構いませんし、「まだそんなにスマートフォンを使いこなしていないから、自分はいいんだ」という人は、焦る必要はありません。

黒木)スポーツ観戦について、リアルタイムで視聴が可能というのはどういうことですか?

石川)いろいろなサービスが始まるのですが、1つ注目されているのが、スポーツ中継や音楽のライブ中継です。いままでは、会場にいるテレビ局が映像を選んで配信をしていましたが、5Gになるといろいろな映像を配信できるようになるので、観ている人が自分の好きな角度から観ることが可能になるのです。

黒木)好きな角度から観られるというと、どこにカメラがあるのですか?

石川)それぞれのカメラの映像がすべて配信される状態になるので、例えば自分はピッチャーしか観ないということも可能です。これまでとは違うスポーツ観戦、ライブ視聴も可能になるということです。

黒木)いまもスマホでテレビを観られるのですか?

石川)テレビを観られるものもあります。インターネット上で配信するという形で、観ることが可能になるということです。

黒木)なるほど、自分でディレクションができるということですね?

石川)そうですね。自分の好きなものを観る、他は一切観ないということも可能になるので、新しい観方になるとは思います。

黒木)スマホ以外の分野で5Gが広がる未来について、どのようなことで未来の扉が開くのでしょうか?

石川)期待されているのが、遠隔診断と言いますか。例えば離島など、あまりお医者さんがいないようなところにいる患者さんを、8Kの高精細なカメラで写して、その映像を都心にいる名医に見てもらう。それによって、肌の状態や内臓の状態からどのような処置をするべきか、遠隔でお医者さんが診断して処方することが可能になると言われています。5Gは大量のデータを送ることができるので、高解像の綺麗な映像を送ることによって、遠隔診断ができるという世界観が期待されています。

黒木)より正確な映像が送り届けられるし、容量も多いということですね。

石川)はい。容量が多くても、映像が途切れることなく送れるというところが、5Gの特徴だと言われています。

黒木)あとはどういったところが?

石川)人が移動しなくても、テレビ電話の会議などもより綺麗な映像で参加することが可能です。臨場感のある映像を伝えられるので、それによって新しい働き方や、新しい遊び方が増えて行くのではないでしょうか。今後、ジェネレーションとして、10年のスパンで進化して行くと言われています。この春に5Gが始まったからといって、生活が劇的に変わるものでもなく、時間をかけて新しいサービスなどがスタートするのではないかと思います。ただ、どんなに技術が進化しても、最終的には大切な人とつながりたいために電話を使っているので、それはあまり変わっていないのかなと思います。

黒木)そこについて行くという。

石川)はい。なかなか大変ですが、ついて行くと楽しいこと、便利なことがたくさんあるのかなと思います。

ニッポン放送「あさナビ」

石川温(いしかわ・つつむ)/携帯・スマホジャーナリスト
■1975年、埼玉県生まれ。中央大学商学部卒業。
■1998年に日経ホーム出版社(現・日経BP社)に入社後、日経トレンディ編集部で編集記者として、ヒット商品、ケータイなどを取材。
■2003年に独立し、主にスマホ業界を幅広く取材。
■日経電子版「モバイルの達人」を連載するほか、メルマガ「スマホ業界新聞」を毎週配信。YouTubeでは「石川温のスマホ業界ニュース」も配信している。
■近著に『未来IT図解 これからの5Gビジネス』がある。

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