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「東京がなめられてる」

 さらに、開催地変更への賛否とは別のところで議論されているのが、今回の発表に関して東京都が“蚊帳の外”であったとされている点。小池百合子都知事は「 たぶん東京は一番最後に知らされたんじゃないか。まさに青天のへきれきだ」と述べており、主催地である東京都を抜きにして話が進められていたことが明らかになっています。

 これに対し、「開催都市に相談がないのはさすがにおかしい」など、その経緯を疑問視する声がある一方で、「日本人に任せていたら話が全然進まないと見なされたんだろう」「打ち水や人工雪で暑さ対策とか言われてもな」など、都の大会実行能力を疑う意見も。

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「ウソをついて招致してしまったんだから仕方ない」

 東京都に批判的な意見の中でも目立つのが、「ウソをついて招致してしまったんだから仕方ない」というもの。指摘されているのは、五輪開催地の立候補時に「8月の東京は温暖で、アスリートが最高の状態でパフォーマンスできる理想的な気候」などとアピールしたことを受けての意見です。

 当初から暑さ問題が取り沙汰され、実情とは程遠いとも見られるアピール内容に対し、「これじゃIOCに反論できるわけない」「(開催地変更に関する費用は)庶民は負担したくない。ウソついて招致した人たちが持ってくれ」などの辛辣なコメントが並びました。

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札幌開催は既に決定的に?

 既報によれば、IOCのトーマス・バッハ会長や調整委員会のジョン・コーツ委員長は、既に札幌開催への変更を決定的なものと考えており、当初伝えられた「検討」よりも強いニュアンスを匂わせています。

 ネット上では「マラソン以外も全部札幌でやればいい」「東京に取り戻したいのであれば、不可能とされてきた“夜開催”を提案すべきでは」など、さらなる議論が続いており、正式決定まで収束の兆しは見えていません。

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