「人命より大事な五輪などない」 東京五輪の今夏開催、「中止・再延期すべき」が94%

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 7月23日の開会式まで、既に3カ月を切っている「東京2020オリンピック」。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大は終息するどころか第4波の到来を示しており、地域によって「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が取られている状況です。

 ねとらぼ調査隊では4月28日から「東京2020オリンピックは予定通りに開催すべき?」というテーマでアンケートと意見募集を実施しており、約2日が経過した現在までに440票/395件のコメントが集まっています。

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「中止・再延期すべき」が94%

 現時点での結果を見てみると、「中止した方がいい」が80%と圧倒的な票を集めており、次いで「再延期した方がいい」が14.1%。合わせて約94%が今夏の開催を断念すべきという考えを示しています。一方、「開催した方がいい」は5.9%にとどまりました。

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「人の命より大事な五輪?」「中止もスポーツマンシップ」

 寄せられたコメントも開催への反対意見がほとんどで、最も多くの同意を集めているのは「人の命を救う方がオリンピックよりはるかに重要」という投稿。同様の意見として、「命を脅かされたままやる価値などない」「人の命より大事な五輪など、あり得ない」という投稿も支持されていました。

 その他の上位コメントとしては、「オリンピックとコロナ感染のニュースを観る度に、とても同じ国のニュースとは思えません」「あえて中止するスポーツマンシップをこそ見せてほしい。それに勝る感動なし」「医療従事者がプライベートをどれだけ犠牲にして働いて下さっているか考えるべき」などの意見が見られました。

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アスリートへの影響も

 また、出場予定のアスリートたちの心情に一定の理解を示す反応もある中で、「アスリートにも家族がいる。開催して大事な家族が感染してしまい、その人を失ったら……本当はそう思っている選手もいるのでは?」「何かあったときアスリートが肩身の狭い思いをしてしまわないか心配。何も悪くないのに」など、出場選手たちへの影響を危ぶむコメントも。

 このように開催中止を望む声がますます大きくなる一方で、開会式の日は着々と近づいてきています。非常事態での東京2020オリンピック開催、あなたはどう考えますか?

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