2020年、WHOが「世界保健統計2020(World Health Statistics 2020)」を発表しました。今回はその中にある各国の平均寿命を、ランキング形式で見ていきたいと思います。
なお、平均寿命は2016年の平均寿命(Life expectancy at birth / Both sexes)です。またWHO加盟国のうち、2016年時点で人口9万人未満の国は調査に含まれていません。
(出典:WHO)
第3位:スペイン(83.0歳)
第3位は「スペイン」でした。2019年にブルームバーグが公表した「健康な国」指数では1位に輝くなど、長寿国としての地位を確立しつつあります。
ニューズウィークの2019年の記事によれば、スペインは日本と同じ国民皆保険制度を運用しており、国内で暮らす人は誰でも無料で救急医療やプライマリーケアを受けられるなど、医療体制が充実。また移民にも病院を受診する権利を保証するなど、手厚い支援を行っています(参照:ニューズウィーク日本版「日本を超える長寿国スペインの特効薬とは」)。
第2位:スイス(83.3歳)
第2位は「スイス」でした。スイスインフォ(スイス公共放送協会の国際部)が2016年に発表した記事によれば、長生きする国民が多い秘けつは「裕福さ」「幸福度」、そして乳製品をよく食べる「食生活」にあるとされます(参照:スイスインフォ「長寿国スイス、その長生きの秘訣は?」)。
なお、国連が2020年に公表した「World Happiness Report 2020」によれば、スイスは幸福度ランキングで3位に入っています。
第1位:日本(84.2歳)
そして第1位は「日本」でした。2020年に国立健康・栄養研究所が報告が報告した内容によれば、50年以上前はG7の中で最も短命な国でした。その後、食生活が変化して牛乳などの乳製品や肉類を取り入れるようになったことで、虚血性心疾患や脳血管疾患などによる死亡率が下がり、寿命が延びたと考えられているようです(参照:国立健康・栄養研究所「なぜ日本人は長寿になった? 食と栄養から探る」)。
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