【2023年度上半期】「人気移住地域<市区町村部門>」ランキングTOP20! 第1位は「長野県伊那市」【2023年最新調査結果】

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 カヤックでは、自社が運営する移住・関係人口促進のためのマッチングサービス「SMOUT」に登録するユーザーが、2023年4月1日〜2023年9月30日の期間に興味を示したプロジェクト(各地域が発信した情報や企画)のデータを集計し、その結果を「SMOUT移住アワード2023上半期」として発表しました。

 今回はその中から「人気移住地域<市区町村部門>」のランキングを紹介します。移住に興味のある人や地域とつながりたい人のうち、多くの人が興味をもった市区町村はどこだったのでしょうか。さっそくランキングを上位から見ていきましょう。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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調査概要

集計期間2023年4月1日〜2023年9月30日
調査対象SMOUTユーザーが、地域の発信する情報に対し、期間中に「興味ある」を押した数を集計しランキング
「興味ある」総数2万7291件

(出典元:【2023年度上半期】約4万8千人のユーザーから興味を集めた人気移住地域ランキング『SMOUT移住アワード2023上半期』|株式会社カヤックのプレスリリース

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【2023年度上半期】「人気移住地域<市区町村部門>」ランキング

画像:PIXTA
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第5位:山口県萩市

画像:写真AC

 第5位は「山口県萩市」でした。山口県北部に位置する萩市。「江戸時代の地図がそのまま使えるまち」と言われるほど、かつての城下町の姿を今に伝える街並みです。また、海や山、川といった豊かな自然にも恵まれています。

 萩市では、「萩市ふるさとワーキングホリデー」や「移住フェア」を開催しています。「萩市ふるさとワーキングホリデー」では、都市部の大学生などが、夏休み等を利用して地域に滞在し、働いて収入を得ながら地域住民との交流も重ねています。ほかにも、萩市へ移住して就業・創業する人に対し、さまざまな支援制度を用意しています。

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第4位:富山県南砺市

画像:写真AC

 第4位は「富山県南砺市」でした。富山県南西部に位置する南砺市は、富山市や石川県金沢市と接しており、30分から1時間程度で商業圏へ行くことが可能な利便性の高いエリアです。2004年、4つの町と4つの村が合併して誕生しました。

 1995年にユネスコ世界遺産に登録された「五箇山の合掌造り集落」や、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された「城端曳山祭」など、歴史を感じる文化遺産が多く残されています。

 多くの町村が合併してできた南砺市は、各エリアの特徴もさまざま。市では「南砺で暮らしません課」を設け、エリアごとの情報や南砺市での仕事についての情報を共有しています。また、移住を希望する人に多くの支援を行っています。

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第3位:島根県海士町

画像:写真AC

 第3位は「島根県海士町」でした。隠岐諸島にあり、人が住んでいる中では3番目に大きな島です。近年移住者が増えており、2021年までの15年ほどで750人以上が移住。そのうち350人以上が今でも海士町に住み続けています。

 人気を集めたのは、「週末島移住」や「夏のお試し島留学」といったプロジェクト。「ないものはない」がキャッチコピーという海士町での暮らしを、短期間体験できるという点に人気が集まったといえるでしょう。

 島留学には他にもさまざまな期間のプランがあり、3か月からの中期で行う「島体験」や、1年間の長期プログラム「大人の島留学」など、働き方に応じて選ぶことができます。また、いまの仕事を続けながら島暮らしもできる、都市部と島の「2拠点」生活をする移住者もいます。

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第2位:鹿児島県和泊町

画像:写真AC

 第2位は「鹿児島県和泊町」でした。和泊町は、奄美群島・沖永良部島の東部にあります。季節ごとの労働需要に応じ複数の島の仕事を経験できる「マルチワーク」や、「島旅プランナー募集」のプロジェクトが人気となっています。

 沖永良部島では、サトウキビ、ジャガイモ、花き栽培を中心とした農業が盛ん。島の地下に洞窟が多くあることから、洞窟の中でダイビングする「ケイビング」のできる島としても知られています。

 和泊町には、移住を希望する人が、家電等のそろった住宅で1年未満住むことのできる「しま暮らし体験住宅」の制度があります。2023年11月現在、家賃は月額3万円です。また、仕事の情報もウェブサイトで共有されているので、自分に合った仕事を探すことができそうです。

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第1位:長野県伊那市

画像:写真AC

 第1位は「長野県伊那市」でした。集落の維持と活性化を担う「集落支援員」の募集や、働きながら地域について知る「伊那市ふるさとワーキングホリデー」などのプロジェクトに注目が集まりました。

 2006年に、旧伊那市・高遠市・長谷村が合併して誕生した、新「伊那市」。長野県南部に位置し、松本市・長野市に次いで県内で3番目に広い市です。南アルプスと中央アルプスという2つの大山脈や、天竜川・三峰川といった河川など、豊かな自然に恵まれています。東京と名古屋のほぼ中央にあり、幹線道路も整備されていることから、都市部とのアクセスも良好といえるでしょう。

 「伊那市ふるさとワーキングホリデー」は、花き農家や製材所といった事業所での仕事と、伊那市での暮らしを体験できるプログラム。ほかにも、移住を決める前に試しに居住できる「田舎暮らしモデルハウス」や、30日まで利用可能な「移住体験住宅」が用意されているなど、支援体制が充実しています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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