「難読地名が多い」と思う都道府県は?【2023年版・人気投票実施中】

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 通常とは違う特殊な読み方をしたり、見慣れない漢字を使用したりする「難読地名」。日本には、地元の人でないとピンとこない読み方をする地名がたくさんあります。

 そこで今回は、「『難読地名が多い』と思う都道府県は?」というアンケートを実施します。まずは、編集部がピックアップした3つの地域を紹介します。

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北海道

画像:写真AC

 もともと先住民であるアイヌ民族が暮らしていた北海道。アイヌの人たちの言葉に漢字をあてはめた地名が多いため、難読地名が多数あります。たとえば、北海道中央部の西海岸にある町「積丹(シャコタン)」は、アイヌ語の「シャク(夏)」と「コタン(村、郷土)」を組み合わせた地名だそうです。

 また、アイヌ語でカラス貝を意味する言葉から名付けられた「美唄(ビバイ)市」、温泉から下る川が由来の「遊楽部(ユウラップ)」など難読な地名の宝庫といえます。

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大阪府

画像:写真AC

 古墳時代、仁徳天皇が最初に難波(なにわ)に身を置いたと日本書紀に記載されている大阪府一帯。「放出(ハナテン)」や「中百舌鳥(ナカモズ)」、「土師ノ里(ハジノサト)」など、歴史的事象に由来した古い地名がそのまま多く残っています。

 また、海の玄関口として多くの外国船が渡来した歴史を持つ「高麗橋(コウライバシ)」のように、外国の地名や人名が当てはめられたとされる地名もあります。「茨田(マッタ)」や「柴島(クニジマ)」は地形に由来しており、歴史や土地の成り立ちがわかる難読地名も少なくありません。

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沖縄県

画像:写真AC

 琉球王朝時代にひらがなが一般的に使われたことで、地名も仮名表記だった沖縄県。日本の一部となって公文書に漢字表記の地名を記載する必要が生じましたが、意味を無視して読みや音だけで漢字を当てることが多かったそうです。

 地名の由来や土地の特徴などを捉えた漢字を使っていないとされる地域もあるため、読んでもその土地のイメージができないことが多いかもしれません。「保営為茂(ビン)」「勢理客(ジッチャク)」「南風見仲(ハイミナカ)」といった難解な地名が多くあります。

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「難読地名が多い」と思う都道府県は?

 ここまで、3つの地域を紹介しました。あなたにとって難しくて読めない地名がある都道府県といえば、どこを思い浮かべますか? 理由や印象に残っている地名があればぜひ教えて下さい。それでは投票の方をよろしくお願いします!

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