「薬剤師国家試験の大学別合格率」ランキングTOP30！　第1位は「名城大学」【2023年度版】

第3位：昭和大学（91.15％）

解説

　第3位は「昭和大学」。同校の受験者数は192人、合格者数は175人で、合格率は91.15％でした。

　東京都品川区に本部を置く昭和大学は、1928年に創立された「昭和医学専門学校」を前身とし、1946年に設置された私立大学。「常に相手の立場にたって、まごころを尽くす」を意味する「至誠一貫」を建学の精神に、国民の健康に親身になって尽くせる臨床医家の育成を目的としています。

　同校は、医・歯・薬・保健医療の4学部を擁する「医系総合大学」。8つの付属病院とクリニックを有し、「教育」「研究」「診療」の3分野を通して、人材の育成はもちろんのこと、社会の文化と公共の福祉にも貢献しています。同校の薬学部では1年次から段階的かつ体系的なチーム医療教育を行い、先進的な薬学教育で「新世代薬剤師」を育成。「診療参加型実習（クリニカルクラークシップ）」を導入するなど特色ある教育を行っており、実践的な知識・能力を育てています。

第2位：千葉大学（91.3％）

解説

　第2位は「千葉大学」。同校の受験者数は46人、合格者数は42人で、合格率は91.3％でした。

　千葉県千葉市稲毛区に本部を置く千葉大学は、1949年に「千葉医科大学」など複数の学校を包括し創立された国立大学。「つねに、より高きものをめざして」を理念とし、幅広い教養と専門的な知識・技術・技能および高い問題解決能力を備えた人材の育成を目的としています。薬学部には薬学科（6年制）と薬科学科（4年制）があり、6年制の薬学科は、薬剤師免許を取得し病院・薬局・行政・公衆衛生分野で指導者となれる薬剤師の育成と、企業の臨床開発職で医療に貢献できる人材の養成を目的に教育を行っています。