P.A.WORKSのアニメ作品、あなたが一番好きなのは?【2021年アンケート】

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 富山県南砺市に本部を置くアニメーション制作会社「P.A.WORKS」。2008年に初の元請作品「true tears」を制作。富山県を舞台にした切ない青春群像劇が反響を呼び、人気アニメ制作会社へと駆け上りました。

 2021年7月からは監督が篠原俊哉さん、シリーズ構成が柿原優子さん、制作がP.A.WORKSという「色づく世界の明日から」と同じ布陣の新作「白い砂のアクアトープ」が放送予定です! 特に篠原俊哉さんは「凪のあすから」「RDG レッドデータガール」など、多くのP.A.WORKS作品の監督を務めています。めちゃくちゃ楽しみ!

 ということで、ねとらぼ調査隊では「P.A.WORKSのアニメ作品であなたが一番好きなのは?」というアンケートを実施します。なお、2021年5月11日時点で最終話まで放送されている作品のみを対象としています。ぜひ投票してください!

画像は「白い砂のアクアトープ」公式サイトより引用

 それでは、P.A.WORKSのTVアニメをいくつか紹介していきます。

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true tears

 2008年に放送された、P.A.WORKSの初めての元請作品です。原作は同名のゲームとなっていますが、ストーリーは完全オリジナルで、切ない青春ストーリーとなっています。

 本社がある富山県が舞台となっています。主人公・眞一郎とヒロイン3人、親友の三代吉の切ない関係性は、放送10年以上経った今でも人気の高い作品です。

「P.A.WORKS」公式サイトより引用
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Angel Beats!

 2010年に放送されました。原作・脚本を「AIR」や「CLANNAD」などで有名なゲームブランド「key」のクリエイター・麻枝准さんが務め、OP楽曲やED楽曲だけでなく、作中で活躍するバンド「Girls Dead Monster(通称、ガルデモ)」の作詞作曲や劇伴も担当しています。

 生前に未練がある若者たちが、死後の世界で学園生活を送っているという不思議な空間に、主人公の少年・音無結弦が目を覚ますところから物語が始まります。音無はなりゆきで仲村ゆりを筆頭とする「死んだ世界戦線」という、「天使」と呼ばれる生徒会長と戦う戦線に加わり、戦線のメンバーや、「天使」こと立華かなでと交友を持つようになる、というストーリーです。ガルデモの楽曲や何気ないギャグシーンなどの日常と、物語の核心に触れるシリアスなシーンがふと心に刺さるシリアスなストーリーなど、麻枝節がすごいですよね。「結婚してやんよ!」が有名です。

 麻枝准さんは「Angel Beats!」の後、P.A.WORKSとタッグを組み「Charlotte」「神様になった日」など、アニメ作品を手掛けています。

「P.A.WORKS」公式サイトより引用
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花咲くいろは

 2011年に放送されました。「働く女の子シリーズ」と呼ばれる最初の作品で、P.A.WORKSの10周年記念作品です。2013年には劇場版「花咲くいろは HOME SWEET HOME」も上映されており、舞台となっている温泉街のモデルとなった石川県金沢市湯涌温泉では、本作から始まったお祭り「ぼんぼり祭り」が実際に行われるほどの人気作です。

 物語のあらすじは、母親の都合で、東京から母親の実家である温泉旅館に住み込みで働くことになった女子高生・松前緒花が「私、輝きたいんです!」と、輝くためにお仕事を頑張っていくという青春ストーリーです。

 2020年はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響でぼんぼり祭りは中止となってしまいましたが、無事に開催できるようになったら行きたいですよね!

2019年に開催された「第9回 湯涌ぼんぼり祭り」のポスター
画像は「湯涌温泉観光協会」公式サイトより引用
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Another

 「Anotherなら死んでた」というネットスラングを生み出した作品。小説家・綾辻行人さんの同作品が原作で、とにかく人が死にます。2012年に放送。

 “小説だから成り立つ叙述トリック”を、創意工夫で成り立たせている作品です。原作を読んでいるとそこに目が行きがちですが、未読で見たほうが楽しめそうな作品です。

「P.A.WORKS」公式サイトより引用
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「有頂天家族」シリーズ

 「四畳半神話大系」などで有名な小説家・森見登美彦さんの小説が原作のアニメとなっています。2013年に第1期、2017年に第2期が放送されました。

 京都には昔から人に化けた狸と天狗が、人間社会に紛れて暮らしている、という設定で、主人公の下鴨矢三郎は下鴨神社・糺の森に住む狸の一族で、自由気ままに暮らしています。狸界の頭領であった父は、人間たちに狸鍋にされ、下鴨家は落ちぶれてしまっていますが、矢三郎は気ままな生活の中で父の死の秘密を知っていきます。

「P.A.WORKS」公式サイトより引用
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凪のあすから

 2013年に放送。篠原俊哉さんが監督で、シリーズ構成は岡田麿里さんが担当しました。

 男子中学生の主人公・先島光たち海の村に住む4人が、陸の世界の学校に転校するところから物語が始まり、光たちの青春のほか、海の世界と陸の世界のいさかいなども描かれており、メッセージ性も強い作品です。

「P.A.WORKS」公式サイトより引用
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SHIROBAKO

 2015年に放送。「花咲くいろは」に続く、働く女の子シリーズの2作目です。タイトルは、制作会社がスタッフなどに納品する白い箱に入ったビデオテープである「白箱」が由来となっています。2020年2月には続編である劇場版も公開されており、人気の高い作品です。

 高校生の時にアニメを作っていた5人の女の子が、それぞれアニメに関わる仕事に就き、それぞれの苦難を描いたストーリーです。主人公で、アニメの制作進行を務める「みゃーもり」こと宮森あおいを主軸に展開していき、アニメ制作の現場で起こるトラブルなど、アニメファンもアニメに詳しくない人でも楽しめる内容になっています。

「P.A.WORKS」公式サイトより引用
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クロムクロ

 2016年に放送された「P.A.WORKS 15周年記念アニメーション作品」でした。P.A.WORKS初のロボットアニメでもあります。

 富山県が舞台となっていて、黒部ダムなど観光名所が登場します。黒部ダムの近くでは「アーティファクト」と呼ばれる遺物の研究や、人型機動兵器の「ジオフレーム」の実験を行っている「国際連合黒部研究所」があるというSF作品で、アーティファクト「ザ・キューブ」の中から全裸の自称サムライが出てくるところからストーリーが始まります。P.A.WORKSが描くロボットアニメは必見です。

「P.A.WORKS」公式サイトより引用
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ウマ娘 プリティーダービー

 2018年に放送されました。Cygamesのソシャゲが原作で、2021年2月24日に配信が開始され、今話題となっている作品です。2021年1月からはテレビアニメ第2期が放送され、制作は「スタジオKAI」ですが、P.A.WORKSも制作協力としてかかわっています。

 実在する(した)競走馬がウマ娘と呼ばれる女の子に擬人化し、レースを行う、という設定で、アニメ第1期の主人公はスペシャルウィークでした。

 日本一のウマ娘を目指すためにトレセン学園に入学し、ライバルと切磋琢磨していくスペシャルウィークたちの青春や努力を描いています。

「P.A.WORKS」公式サイトより引用
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さよならの朝に約束の花をかざろう

 2018年に公開された劇場アニメ。「花咲くいろは」など多くのP.A.WORKS作品で脚本などを務めている岡田麿里さんの初監督作品でもあります。上海国際映画祭で最優秀アニメーション作品賞を受賞。これは日本のアニメ作品では史上初となりました。

 長寿の一族「イオルフの民」は、長生きできる血を求められ、里を襲われてしまいます。イオルフの少女マキアは、運よく逃れますが、その先で生まれてすぐに親を亡くした赤子を見つけ、エリアルと名付け、育てることを決意する、というあらすじになっています。

「P.A.WORKS」公式サイトより引用

その他

 ということで、P.A.WORKSが制作したアニメをいくつか紹介してきました。このほかにも多くの名作を生み出しています。下のアンケート欄からあなたが好きなP.A.WORKS作品に投票してください!

アンケート:P.A.WORKSのアニメ作品、あなたが一番好きなのは?

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