「1時間弱」という言葉、4人に1人が「約70分」の意味で使用 【2021年調査】

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 「あと『1時間弱』で到着する予定です」――相手からそう言われたとき、あなたが想定する「1時間弱」はどれくらいの時間でしょうか?

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「1時間弱」=1時間より長い? 短い?

 ねとらぼ調査隊では、「『1時間弱』という言葉を、普段どちらの意味で使っていますか?」というアンケートをTwitter上で実施しました。回答選択肢は

  • 50分くらい
  • 70分くらい
  • その他

 の3つ。1万3000票を超える投票の結果、「50分くらい」と答えた人は72.5%、「70分くらい」と答えた人は26.8%でした(「その他」0.6%)。

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1時間弱=1時間より短い。ただし通じない可能性も

 「○○弱」の本来の意味は、「○○よりも少し小さい(少ない、低い)」です。同じく「△△強」は「△△よりも少し大きい(多い、高い)」という意味。つまり「1時間弱」なら約50分、「1時間強」なら約70分を表しています。

 しかし今回の調査結果では、約4人に1人が違う意味でこの言葉を使っていることを示しています。

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「誤解してた」「仕事では使わない」

 寄せられたコメントでは、「本来の意味は知っているけど、誤解があると困るので、仕事などでは使わないようにしている」という意見が多くありました。たしかに、「この仕事、あとどれくらいで終わりそう?」「そうですね、1時間弱くらいです」のような会話で誤解があると、いかにもトラブルが起こりそうです。

 また、「『1時間弱』は『1時間+少し』と捉えられるから、約70分」という人もいました。「~弱」を本来とは逆の「~強」の意味で使っている人は、このような理由からかもしれません。

 いずれにせよ、約4人に1人という割合で違う意味が想像されてているのであれば、この言い回しはビジネスシーンなどでは避けた方が無難だといえるでしょう。

 まだまだある「誤解を招きやすい言葉」ランキングTOP10は、次のページからご覧ください!

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