【ジブリ】宮崎駿監督「以外」のジブリ映画、あなたはどれが一番好き?【2021年アンケート実施中】
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スタジオジブリといえば「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」といったなど宮崎駿監督のヒット作品を思い浮かべる人も多いと思います。しかし、ジブリ作品には宮崎駿監督の作品以外にも数多くの名作があります。高畑勲監督の「火垂るの墓」や「平成狸合戦ぽんぽこ」、宮崎吾朗監督の「ゲド戦記」、米林宏昌監督の「借りぐらしのアリエッティ」など名作だらけです!
4月23日に公開予定だった宮崎吾郎監督の最新作「アーヤと魔女」は緊急事態宣言を受けて公開を延期しましたが、フル3DCGを使用するということで期待をしているという人も多いと思います。
今回、ねとらぼ調査隊では宮崎駿監督の作品以外のジブリ作品で人気投票を実施します!
それでは、アンケート対象となっている宮崎監督以外のジブリ映画の紹介です。
火垂るの墓
1988年に「となりのトトロ」と同時上映されていた高畑勲監督作品です。原作は、作家の野坂昭如さんが、自身の戦争体験をベースにして書いた短編小説。
終戦前後の混乱期、親を亡くし、世の中のさまざまな理不尽と対峙しながらも、けん命に生きた14歳と4歳の兄妹の姿が描かれています。
あまりに作風が違うので当時劇場で見た人はどういう感情になったんでしょうか……?
おもひでぽろぽろ
高畑勲監督のジブリ映画「おもひでぽろぽろ」は、1991年に公開されました。
東京で暮らす27歳のOLタエ子が山形県に里帰りをし、自分探しをする物語。緻密に描かれた山形の風景など、高いクオリティのアニメーションが話題となりました。主人公のタエ子の声優には今井美樹さん、トシオには柳葉敏郎さんが起用されるなど、有名人が多く演じたことも話題となりました。
海がきこえる
1993年に公開された「海がきこえる」は、望月智充監督のジブリ映画です。日本テレビ開局40周年記念番組として放送されました。
原作は、氷室冴子さん。土佐・高知県を舞台に、三角関係に悩む高校生の甘酸っぱい青春ストーリーが描かれています。
平成狸合戦ぽんぽこ
「タヌキだってがんばってるんだよォ」のキャッチコピーを掲げ、1994年に公開された高畑勲監督によるジブリ映画。
人間による自然破壊から、自分たちの住処を守ろうと頑張る個性的なタヌキたちの物語。原作・脚本も、高畑監督自らが務めました。
懸命に生きている狸たちに心を打たれたという人も多いのではないでしょうか?
耳をすませば
1995年に公開された近藤喜文監督のジブリ映画です。宮崎駿監督の「未来少年コナン」や、高畑勲監督の「赤毛のアン」などに参加して、「火垂るの墓」にも参加、その後ジブリに入社。本作で初めて劇場アニメ監督としてデビューしました。しかし、1998年に逝去し、最初で最後の劇場アニメ監督作品となりました。
読書好きな少女・月島雫が、少し意地悪な少年・天沢聖司と出会い、意識し始める、というあらすじになっています。しかし、聖司との初対面では「やな奴! やな奴!」と印象は最悪でした。名シーン。
「耳をすませば」といえばカントリー・ロード。聖司のヴァイオリンに合わせて歌い始め、おじさんたちが合流するシーンが大好きという人も多いですよね。
ホーホケキョとなりの山田くん
1999年公開された、高畑勲監督制作のジブリ映画です。
平凡な毎日を描いたいしいひさいちさんの4コママンガをベースにした長編アニメーションです。高畑監督の最高傑作と評する人も多く、根強いファンも多い作品です。
また、全編フルデジタルで制作された最初のジブリ作品としても知られ、ここからセル画を用いない制作方法がジブリでも広がっていきました。
ギブリーズ(ギブリーズepisode2)
「ギフリーズ」は2000年に放送されたテレビアニメで、2002年には「ギブリーズepisode2」が劇場公開され「猫の恩返し」と同時上映されました。
架空のアニメーション制作会社「スタジオギブリ」を舞台とした百瀬義行監督の短編ジブリ映画です。「スタジオギブリ」名義で制作されています。
猫の恩返し
2002年に公開された「猫の恩返し」は、森田宏幸監督の初アニメ作品です。
1995年に公開された映画「耳をすませば」のスピンオフ作品として制作されました。トラックにひかれそうになった猫が、そのとき助けてくれた主人公に恩返しをする物語です。
脚本は「けいおん!」や劇場版「若おかみは小学生!」など、数々のヒット作品を担当している吉田玲子さんです。
ジュディ・ジェディ
百瀬義行監督が手掛けた「ポータブル空港」「space station No.9」「空飛ぶ都市計画」のSF3部作を1本にまとめた映画「ジュディ・ジェディ」。2006年に公開されました。
原案、音楽はPerfumeなどのプロデューサーで知られる田中ヤスタカさんで、上記のSF3部作は百瀬監督と田中ヤスタカさんがコラボした作品です。
ジュディ・ジェディは現在、スタジオジブリが制作した短編映像を集めた「ジブリがいっぱいSPECIAL ショートショート 1992-2016」で見ることができます。
種山ヶ原の夜
2005年に公開された本作は、絵本の朗読を映画化したものです。
宮沢賢治原作の物語を、アニメーション美術の名匠・男鹿和雄さんが脚色や作画、演出を担当し、スタジオジブリが短編映画として制作しました。
また、男鹿和雄さんが絵本の制作も担当しています。
ゲド戦記
「ゲド戦記」は、2006年公開のジブリ映画です。宮崎吾朗監督初の長編アニメ作品であり、ファンタジーの超大作です。
1968年からおよそ30年間かけて書かれた、同名のファンタジー小説が原作。混迷する現代にも通じる世界を、少年アレンと大賢人ゲドが旅をします。そこで投げかけられるのは、「生き抜くこと」というメッセージでした。
ジブリが独立し、株式会社になってから初めての作品です。そのタイミングで宮崎吾朗監督を起用した、ジブリにとっても冒険といえる1作でした。
イバラード時間
2007年に公開された井上直久監督のジブリ映画です。
ジブリ作品内でも何度か登場した架空世界「イバラード」。そのイバラードに2Dキャラクターが姿を現します。ジブリ作品が好きで、その世界観をじっくりと見たかった人たちから多くの支持を受けています。
借りぐらしのアリエッティ
2010年、メアリー・ノートン原作の「床下の小人たち」を原作に、米林宏昌監督により制作されたジブリ映画です。
身長10cmの小さなアリエッティを通じて、小人一家の暮らしぶりや、1週間後に心臓病の手術を控える少年・翔との交流が、丁寧に描かれています。
全米でも1522スクリーンで公開され、ジブリ作品最大規模で展開されました。個人的に、米林宏昌監督にとって初めての監督作品で、「新しいジブリ」のイメージが強いですね。
コクリコ坂から
佐山哲郎さん原作、高橋千鶴さん作画の同名漫画を映画化した宮崎吾朗監督の作品。2011年に公開されました。
コクリコ荘に暮らす16歳の少女・海と、新聞部に在籍する17歳の少年・俊との友情や愛情の青春ストーリーです。由緒ある建物を巡り、奔走する若者たちをテーマに、多くの反響を呼びました。
思い出のマーニー
ジョーン・G・ロビンソンによる児童文学が原作。2014年に公開された米林宏昌監督のジブリ映画です。
幼い頃に孤児となり、内気で、心を閉ざした少女アンナは喘息療養のために海辺の村を訪れます。そこで出会ったのは、長い金色の髪がきれいな少女マーニーでした。杏奈はマーニーとの交流を通じて、次第に心を開いていきます。
かぐや姫の物語
「罪を犯したためにこの地に下ろされた」とされる、かぐや姫を主人公にしたジブリ映画。高畑勲監督がメガホンを取り、2013年に公開されました。高畑勲監督最後の作品でもあります。
全編、手書き風で描かれた人物や背景により、一枚絵が動くような不思議で印象的なアニメーションとなっています。製作期間8年、総製作費50億円という数字も話題になりました。
高畑勲さん約14年ぶりの監督作品ということで、ウキウキしながら見に行きましたが、誰もが知っている「竹取物語」が高畑勲監督の解釈で描かれていて、特に終盤で驚いたという人も多いと思います。
レッドタートル ある島の物語
2016年公開のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督のアニメーション映画です。スタジオジブリが、海外作家の映画製作に初めて参加した作品。
無人島に漂着した男の前に現れた一人の女……現実とファンタジーが混在する世界が描かれています。
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