永住したい「広島の街」ランキングTOP30！　1位は「広島市中区」【2023年最新投票結果】

　中国山地をはじめとする美しい山並みが広がり、瀬戸内海に面するなど豊かな自然に恵まれた広島県。農業・水産業が盛んでレモンやネーブルオレンジ、カキの生産量は日本一。工業やものづくりにも力を入れています。また、厳島神社や原爆ドームの2つの世界文化遺産をはじめ史跡や観光スポットも多く、国内外から多くの人々が訪れます。

　そこでねとらぼ調査隊では、2023年12月9日から12月16日にかけて「永住したい『広島の街』は？」というアンケートを実施しました。

永住したい「広島の街」は？　3つの街を紹介！ | ライフ ねとらぼ調査隊

　広島県では、海と山に恵まれた豊富な資源を生かして暮らしやすい街づくりを目指しています。お好み焼きに代表されるご当地グルメなど、見逃せない魅力もたっぷりです。　そこで今回は「永住したい『広島の街』は？」というアンケートを実施します。さまざまな魅力を持った広島の街の中で、永住したい街はどこでしょうか。まずは、編…

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　アンケートでは計400票の投票をいただきました。投票いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました！　それでは結果を見ていきましょう。

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著者・編集者：たびと

元小学校教師。旅行が好きで、国内外問わず色々なところに行っています。旅先で見た風景や出会った人々の話を書きたいです。節約やライフハック、ライフスタイルに関するコラムも執筆します。

調査概要

第4位：呉市

 　4位は同率で2つの街がランクイン。1つ目の「呉市」は県南西部に位置し、瀬戸内海に面する陸地と多くの島々からなる自然豊かな街です。旧海軍の軍港として発展した歴史から大和ミュージアムなど旧海軍ゆかりの施設が多く、文化庁からは「日本遺産」に認定されました。

　造船や鉄鋼などものづくりが盛んな一方、みかん・レモン・トマト・ネギなど農産物も多数。野呂山や音戸の瀬戸、松濤園といった観光スポットも点在するなど多彩な顔を持った街です。

第4位：廿日市市

　同率4位のもう1つの街は県西部にある「廿日市市」。陸地と島からなる多彩な景観の街で、一年を通じて温暖な一方、冬はスキーができるほどの積雪量もあります。

　世界遺産「厳島神社」を擁する宮島があることで有名で、国内外から多くの観光客が訪れます。カキの養殖にも力を入れており、県のシェア16％を占める一方、けん玉の発祥地としても知られ、木工業が盛んです。

第3位：広島市西区

　第3位にランクインした「広島市西区」。路面電車・JR・バスによる市中心部へのアクセスが良好で交通利便性が高い街です。天満川、八幡川、太田川放水路や、宗箇山から鈴ヶ峰周辺に連なる山々に囲まれた豊かな自然環境が魅力で、ウォータースポーツやウォーキングなどのレジャー・レクリエーションが楽しめます。

　広島市立大学や西区図書館、西区民文化センターなどの文化施設も点在。コメントで「西区横川が住みやすい！」と寄せられた横川地区は、交通・商業機能を生かした地域拠点として発展し続けているスポットです。

第2位：尾道市

　第2位に選ばれた「尾道市」。路地越しに見える尾道水道と、古い民家や寺院が密集する山手地区の情緒ある景観で有名です。

　その風光明媚な街並みは、多くの文学作品・映像作品の舞台として取り上げられてきました。向島や因島などのしまなみエリアは「はっさく」や「国産レモン」の発祥地としてかんきつ類の生産が盛んな一方、サイクリングやウォーキングを楽しむ人々でにぎわいます。

第1位：広島市中区

　第1位に輝いたのは「広島市中区」。便利な買い物環境と高い交通利便性、豊かな自然環境のバランスが取れた住みやすさが魅力です。京橋川・天満川・元安川・本川が流れる水辺の街で、中心部の紙屋町と八丁堀地区はデパートや地下街などの商業施設や官公庁、銀行、企業が集中する経済や商業の中心地でもあります。

　広島城や、原爆ドームで有名な平和記念公園などがあり、とうかさんなど一年を通じてお祭りや行事も多く、常に人々でにぎわっています。コメントでも言及された「江波地区」は、カキの養殖など漁業が盛んなエリアです。

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