【JR東日本】「旅客運輸収入が少ない路線」ランキングTOP30! 第1位は「気仙沼線」【2023年最新調査結果】

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 JR東日本ではウェブサイト上に「路線別ご利用状況」を掲載し、その中で「旅客運輸収入」が上位の駅を公開しています。これはJR東日本の各路線について、鉄道事業の旅客運輸収入を路線別に示したものです。

 今回はそのデータを基に「JR東日本の旅客運輸収入が少ない路線」のランキングを紹介します。日本のみならず、世界的にも規模の大きなターミナル駅を複数持つJR東日本。その中で旅客運輸収入の少ない路線はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!

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調査概要

調査期間2022年度
調査対象JR東日本管内各路線

(出典元:路線別ご利用状況|企業サイト:JR東日本

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【JR東日本】「旅客運輸収入が少ない路線」ランキングTOP30

画像:写真AC
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第5位:米坂線(5700万円)

画像:写真AC

 第5位は、山形県米沢市の米沢駅と新潟県村上市の坂町駅を結ぶ「米坂線」で、旅客運輸収入は5700万円でした。2022年8月に発生した豪雨により鉄道設備が被災したため、2024年1月時点では坂町駅と今泉駅の間で運休となり、バスによる代行輸送が行われています。

 四季折々の美しい風景を見ることができる、米坂線沿線。秋になると車窓から荒川峡や赤芝峡を鮮やかに彩る紅葉を眺められ、名物となっています。また、始発駅・米沢駅のある米沢市では、「米沢牛」や「米沢らーめん」といったグルメを堪能することもできます。

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第4位:北上線(5000万円)

画像:写真AC

 第4位は「北上線」で、旅客運輸収入は5000万円でした。岩手県北上市の北上駅と秋田県横手市の横手駅を結ぶ北上線は、2024年に全線開通から100周年を迎える路線です。

 北上線全線開通100周年プレイベントが行われた、岩手県和賀郡にある「ほっとゆだ駅」は、なんと温泉付きの駅舎。多くの温泉や旅館でにぎわう湯田温泉峡の入口として親しまれています。大浴場の中には信号機があり、列車の到着を教えてくれる仕掛けも。列車の旅の合間に入浴する人にとって、うれしい演出ですよね。

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第3位:山田線(4100万円)

画像:写真AC

 第3位は「山田線」で、旅客運輸収入は4100万円でした。岩手県盛岡市の盛岡駅から岩手県宮古市の宮古駅までを結ぶ山田線は、かつて盛岡駅と釜石駅を結ぶ路線でしたが、2011年3月に発生した東日本大震災の影響により、宮古から釜石間を三陸鉄道リアス線に移管。このため、「山田線」の名前の由来となった陸中山田駅は山田線からは姿を消すことになりました。

 山田線では臨時列車として、夏休みなどを中心に「さんりくトレイン宮古」や「ポケモントレイン宮古号」などを運行。また宮古市では、通勤・通学定期券や回数乗車券を購入した人を対象に「地域通貨リアス」を支給するなど、利用促進を図っています。

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第2位:陸羽西線(2700万円)

画像:写真AC

 第2位は「陸羽西線」で、旅客運輸収入は2700万円でした。山形県新庄市の新庄駅から、山形県東田川郡庄内町の余目駅までを結ぶ路線です。線路と交差する新設道路のトンネル工事のため、2022年から全線で運休となり、2024年1月時点では代行バスの運行が行われています。

 愛称は「奥の細道最上川ライン」で、車窓からは沿線を流れる最上川が生み出した風景を楽しむことができるのが特徴です。

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第1位:気仙沼線(700万円)

画像:写真AC

 第1位は「気仙沼線」で、旅客運輸収入は700万円でした。JR東日本ではJR気仙沼線について、鉄道営業を行っている区間とBRT(バス高速輸送システム)輸送を行っている区間とで分けて集計を行っているため、この項目で取り上げているのは気仙沼線のうち、鉄道区間である前谷地から柳津間となっています。

 JR気仙沼線は2011年3月に発生した東日本大震災により、大きな被害を受けました。「BRTによる仮復旧」を経てBRTの継続が決定し、前谷地から柳津間は被害を免れたことから、現在も鉄道営業が行われています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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