【競馬】1990年代の「安田記念」の優勝馬であなたが一番強いと思う馬はなに?【人気投票実施中】
1951年から毎年6月頃に東京競馬場で行われる、芝1600mコースの重賞競走(GI)「安田記念」。外国産馬や外国馬、地方競馬所属馬も出走可能で、中央競馬における上半期のマイル王決定戦と位置づけられています。
中でも1990年代は、地方競馬から中央競馬に殴り込みをかけたオグリキャップの活躍に始まる“第二次競馬ブーム”の真っただ中にあり、安田記念の優勝馬には当のオグリキャップをはじめとする優れた短距離~中距離馬がそろっています。
そこで今回は、「1990年代の『安田記念』優勝馬で一番強いと思う馬は?」というアンケートを実施します。みなさんが最も強いと思う競争馬にご投票ください。それではまず、1990年代の安田記念優勝馬から5頭をピックアップして紹介しましょう。
オグリキャップ
“芦毛の怪物”ことオグリキャップは、第40回(1990年)の優勝馬。 スーパークリークやイナリワンとともに「平成三強」と呼ばれ、先述の通り第二次競馬ブームの火付け役となったことで知られています。このときのオグリキャップは調子がすぐれず、大阪杯から変更しての出走でしたが、武豊さんとのコンビによる勝利によって、通算獲得賞金額が当時の日本歴代1位となりました。
ヤマニンゼファー
ヤマニンゼファーは、第42回(1992年)および第43回(1993年)の優勝馬。第42回安田記念では、11番人気を覆しての重賞&GI初勝利。翌年の第43回では2番人気で挑み、見事連覇を果たしました。なお、それぞれのレースでヤマニンゼファーに騎乗した田中勝春さんと柴田善臣さんは、いずれもGI初勝利を挙げています。
ノースフライト
ノースフライトは、第44回(1994年)の優勝馬。同年にはマイルチャンピオンシップも優勝しており、1600mのレースでは5戦全勝という成績で「マイルの女王」と呼ばれました。安田記念では5番人気だったものの直線で一気に抜け出し、強敵ばかりの外国勢を退けて快勝した実力派。「フーちゃん」という愛称でも知られています。
タイキシャトル
タイキシャトルは第48回(1998年)の優勝馬。桁外れの安定感が持ち味で、きょとんとした表情に愛嬌があるのも魅力です。レースでは雨が降る中、強く追い込まれることもなく、2着に1馬身半の差をつけ当時のレコードタイムで勝利しました。なお、外国産馬としては史上初めてJRAの年度代表馬にも選出されています。
エアジハード
エアジハードは第49回(1999年)の優勝馬。有馬記念や宝塚記念を制したグラスワンダーにゴール直前で競り勝ち、GI初制覇を飾りました。最後の最後に強さを見せる名馬でしたが、残念ながら同年に屈腱炎を発症し、そのまま引退となりました。しかし、この年の成績が評価され、JRA賞の最優秀短距離馬に選出されています。
まとめ
ここまで1990年代の歴代安田記念優勝馬を5頭紹介しました。なお、選択肢は第40回(1990年)から第49回(1999年)までの優勝馬となりますが、ヤマニンゼファーが連覇を果たしているため、9頭となっています。あなたが一番強いと思う歴代優勝馬にご投票ください。また、各馬の魅力やレースの思い出などもぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています!