リクルートが毎年実施している「進学ブランド力調査」では、高校生の大学選びの動向について細かく分析しています。大学の志願度や知名度、さらに校風が良いと思う大学や就職に強そうな大学など、学生たちが大学にどんな印象やイメージを持っているかが分かる、とても興味深い資料です。

　本記事では2009年版の調査データをもとに、15年前の関東の高校生が選んだ大学の「志願度ランキング」を紹介します。さっそくランキングを見ていきましょう！

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調査概要

（出典元：リクルート「進学ブランド力調査2009」）

「15年前に人気だった大学」ランキング

第2位：早稲田大学

　第2位は「早稲田大学」でした。

　東京都新宿区に本部を置く早稲田大学は、1882年に創立された「東京専門学校」を前身とし、1920年に設置された私立大学。「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を基本理念とし、グローバリゼーションが進展する現代において、豊かな人間性を持った地球市民の育成を目的としています。

　早稲田大学は、同ランキングで2008年に1位を獲得。2009年に2位となって以降、2016年まで2位をキープし、2017年に9年ぶりとなる1位に輝いています。その後も2021年～2023年にかけて1位に輝くなど、現在も多くの支持を集めています。

第1位：明治大学

　第1位は「明治大学」でした。

　東京都千代田区に本部を置く明治大学は、1881年に創立された私立「明治法律学校」を前身とし、1920年に設置された私立大学。「権利自由、独立自治」を建学の精神に、「知の創造と人材の育成を通し、自由で平和、豊かな社会を実現する」を使命に掲げています。多様な「個」を磨き、自ら切りひらく「前へ」の精神を堅持し、時代を変革していく人材の育成を目的としています。

　明治大学は、同ランキングで2009年～2016年にかけて8年連続で1位を獲得するなど、圧倒的な支持を集めました。以降は早稲田大学と順位が逆転し、2017年～2019年は2位となりますが、2020年に再び1位を獲得。2021年～2023年も2位にランクインするなど、現在も高い人気を誇っています。

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