世界初! “有人商業宇宙船”が28日早朝に打ち上げ SNSでは「宇宙開発の新時代」「成功しますように」などの声

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 イーロン・マスク氏が代表を務めるスペースX社が、世界で初めて有人商業宇宙船の打ち上げを実施すると話題を呼んでいます。

 宇宙船の名前は「クルードラゴン」。アメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士2人が乗り込み、国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて飛び立ちます。

 打ち上げ予定時刻は、日本時間の5月28日午前5時33分。その模様は、アメリカABCニュースとナショナルジオグラフィックがYouTubeで生配信します。

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「有人商業宇宙船」の盛り上がりは?

 5月27日の朝8時、大手ニュースサイトのSNSアカウントから情報が発信され、トレンドが大きく盛り上がりました。その後も関連の投稿が続き、午後に入ってからも関心が集まっています。

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世界初の民間宇宙船打ち上げ SNSでは「激アツ!」「楽しみ!」などの声

 今回の有人宇宙船打ち上げは、アメリカ国内では9年ぶり。また民間企業が開発した宇宙船とロケットによる打ち上げは世界初とのことで、世界中から注目が集まっています。

 日本国内でも関心が高まっており、SNSには「宇宙開発の新時代くる!」「激アツやん!」「楽しみ!」といった声が見られます。どうやら多くの人が、その時を今か今かと待ち切れない様子です。

 また今回の打ち上げの模様は、ABCニュースのYouTube公式チャンネルで生配信されます。ただ、打ち上げの予定時刻が日本時間の28日早朝とあって、「さすがにきつい……成功を祈りながら寝ています」「子ども、朝4時に起きられるかな」など、生で見られないのを残念がる声や、早起きに対する不安も聞かれます。

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「無事に成功しますように」など、成功を祈る声も

 世界初の挑戦に興奮を抑えられない人がいる一方、「安全第一で」「無事に成功しますように」「搭乗する2人が無事に帰ってくれば満足」など、成功を祈るような言葉も散見されます。

 日本でも宇宙船ではありませんが、インターステラテクノロジズ社によるロケット打ち上げなどが注目を集めており、そのミッションの難しさが知られるようになりました。そうした背景もあってか、まだ成功前の打ち上げを冷静に見ている人も少なくないようです。

 なお、今回の打ち上げは試験飛行の位置づけです。成功すれば、2020年8月30日に本番飛行が実施される予定で、そちらには宇宙飛行士の野口聡一さんが搭乗することも決まっています。

 この点について、ファンの間では「ワクワクします!」「3つの有人宇宙船に乗るなんてすごい」といった喜びの声が広がる一方、「試験飛行のレビュー期間を考えると、8月30日はタイトでは?」といった慎重論も聞かれます。現在の発表はあくまで予定のため、具体的な運用計画については続報を待ちましょう。

 ちなみに、今回のクルードラゴンの打ち上げに際して、スペースX社は「ISSドッキングシミュレーター」というwebコンテンツを公開しています。これはISSへのドッキングを疑似体験できるもので、実際に使われるNASAの訓練用シミュレーターと同じシステムを搭載しているとのこと。なかなか難しいですが、興味がある人は、ぜひ成功めざしてチャレンジしてみてください!

調査概要

調査期間2020年5月27日
調査対象Twitter
調査件数200 件(10%サンプリング)
調査キーワード有人商業宇宙船
調査方法対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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