北関東3県の一つで、首都圏にも近い群馬県。県内を旧中山道が横断する群馬には、さまざまな歴史や由来を持つ地名が集まっています。中には、初見ではとても分からないような難読地名も少なくないでしょう。
そこで今回は、「地元民しか読めないと思う群馬県の市町村名は?」というアンケートを実施します。群馬県にある自治体の中で読み方が難しいと感じる名前に投票してください。まずは、群馬県内の3つの自治体をピックアップして紹介しましょう!
桐生市
「桐生市(きりゅうし)」は群馬県の南東部に位置する街で、古くから織物の町として有名です。2005年には新里村、黒保根村と合併し、みどり市を挟んで左右にほぼ同じ面積の市域が分かれる特徴的な形となりました。地名の由来は、字のごとく桐がたくさん生えていたからとも、朝夕に霧が多く発生して「霧生」と呼ばれたのが転訛したともいわれています。
安中市
「安中市(あんなかし)」は群馬県の西部に位置する街で、2006年に旧安中市と旧松井田町が合併して現在の市域となりました。隣接する長野県軽井沢町との間には碓氷峠があり、煉瓦造りの国重要文化財「めがね橋」は観光スポットとして人気です。江戸時代には安中藩があり、藩士の心身鍛練を目的として行われた「安政遠足(とおあし)」は日本最古のマラソンともいわれています。
吾妻郡嬬恋村
「吾妻郡嬬恋村(あがつまぐんつまごいむら)」は、群馬県西端の山間部にあり、キャベツをはじめとする高原野菜で有名な村。吾妻郡と嬬恋村はどちらも、東征中に海神の怒りを鎮めるために自ら身を投げた妻を偲び、日本武尊(やまとたけるのみこと)が「吾嬬者耶(あづまはや)」という嘆きの言葉を残したことが由来とされています。その故事にちなみ、嬬恋村では「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(キャベチュー)」というイベントも開催されています。
「地元民しか読めない」と思う群馬県の市町村名は?
ここまで、群馬県にある3つの自治体を紹介しました。いずれも地元の人でなければ、意外と読めそうで読めない名前ですよね。このほかにも群馬県には特徴的な名称の自治体がさまざまあります。
選択肢には、群馬県にある35の市町村名を用意しています。あなたが「地元民しか読めない」と思う市町村の名前にご投票ください。
また、各自治体のイメージや、実際に住んでみての感想、名所やおすすめスポットの情報なども、ぜひコメント欄にお書きください。みなさんのご投票お待ちしています!
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