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第3位:岡山市(-2912人)

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第2位:広島市(-3795人)

 第2位は「広島市」でした。広島県庁や広島県警察本部、銀行の本支店などが多くあり、金融・ビジネスの中心地となっている広島市中区、広島東洋カープの本拠地「Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島(マツダスタジアム)」などがある広島市南区などを有している広島市。

 そんな広島市の2023年の「転入超過総数」は-3795人。つまり3795人の「転出超過」となっています。世代別に見ると、20~34歳が-1801人と転入超過数が最も少なく、次いで35~59歳は-1028人、0~19歳が-667人、60歳以上が-298人と、すべての年代で「転出超過」となっています。

【中山登志朗さんはこう見る】

 東日本では20~30代前半の単身若年者層が東京周辺に集まっていましたが、それと同様に、西日本では各地から大阪周辺に人が集まっているといえるでしょう。広島や岡山からは大阪はもちろん、福岡へ移住することも多い。総数は少ないですが、東京に転居しているケースもあるでしょう。東京は本社機能を持っている会社が一番多いため、全国から人が集まる地域です。こうした背景から、広島では約3800人の転出超過となっています。

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