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第1位:役所広司

 第1位には3人の俳優が並びました。1人は役所広司さんです。1978年にデビューして時代劇を中心に活躍した後、映画「Shall we ダンス?」にて一気に知名度が上昇。その後は映画「失楽園」や「うなぎ」など、数多くの作品にて主演を務めてきました。

 勇ましい戦国武将から極道者、時には冴えないおじさんまで、あらゆるキャラクターをリアリティたっぷりに演じるその圧巻の演技力は、海外でも高く評価されています。第76回カンヌ国際映画祭では、主演した映画「PERFECT DAYS」にて見事男優賞を受賞しました。

 選んだ理由として「どんな役をやってもさまになっていて天才」「ちょっと悪い人の演技、情熱的な父親の演技、時代劇など、ジャンル問わず演じられる」「特に人間ドラマでの演技が素晴らしいと思います。非常に自然な演技で観客を引き込む力があり、また役柄によって表情や仕草が微妙に異なり、役の心情や気持ちが伝わってくるところが魅力的」など、演技の幅広さを絶賛するコメントが寄せられていました。

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第1位:菅田将暉

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解説

 同率第1位のもう1人は、菅田将暉さん。2009年の俳優デビュー以降、ドラマから映画まで途切れることなく活躍し続けており、その演技力は名立たる監督らに「天才」と言わしめるほど。コミカルな役から狂気を孕んだ役まで、全く異なる役柄を見事に演じ、観客の心をつかんでいます。

 映画「あゝ、荒野」の岸善幸監督は「こちらがイメージするキャラクター像を軽く超えて+αしてくる」と語っており、役柄の本質をつかみ、作り上げていくセンスが長けていると評価されています。

 選んだ理由として「どの役もいつも違う人物のように変化し、心のこもった演技、言葉の重みにこちらも涙が出るほどです」「義経役での死ぬ前の迫真の演技は圧巻」「何気ない表情の作り方や話し方に、そのキャラクターの個性を宿らせることができると感じます」など、キャラクターの作り込みを高く評価する声が多く寄せられていました。

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