少子高齢化と、都心部への人口一極集中が叫ばれて久しい日本。2020年(令和2年)には5年ごとの国勢調査が行われ、日本の総人口は5年前の前回調査より約86万8000人減少して1億2622万6568人となりました。
地域別に見た場合、人口が最も減少した都道府県はいったいどこなのでしょうか。今回は国勢調査の結果から、人口減少の激しい都道府県ランキングを作成しました。ちなみに、同調査では人口の増減数(実数)と増減率(割合)が提示されていますが、ランキングは前者を基にしています。
それでは、人口が特に減ってしまった3都道府県から見てみることにしましょう。
(出典:総務省統計局「令和2年国勢調査」)
第3位:福島県(-7万9841人 / -4.2%)
第3位は福島県。減少した人口は7万9841人です。
増減率の-4.2%でみても、全国9位と比較的高くなっています。ただ、東日本大震災をまたいだ前回調査(2010~2015年)の-5.7%と比べると、わずかに減少幅が緩まったともいえます。
第2位:新潟県(-10万1906人 / -4.4%)
第2位は新潟県です。減少した人口は10万1906人と10万人を超えました。
割合を見ると、全国7位の-4.4%。また新潟県は前回調査(-3.0%)との増減率の差では、全国ワースト2位となっています。全国市町村別でも新潟市が北九州市に次いで2番目に大きいという結果になっています。19世紀には日本一の人口を誇る都市であった新潟県ですが、現在では人口減少が大きな問題となっているようです。
第1位:北海道(-15万2848人 / -2.8%)
そして第1位は、北海道でした。人口減少数は2位より約5万人多い15万2848人です。
広大な面積と北日本最大の都市で、1.2%の増加を見せた札幌市を抱えていることや、札幌市を除く地方部で人口減少が見られていることから、都心部への人口一極集中が進んでいることが分かります。
19世紀末の北陸地域からの大規模な移民や、太平洋戦争での疎開などで、1945年には人口1位であった北海道ですが、5調査連続の減少となり、減少率、減少幅ともに過去最大となりました。
人口減少率が最も高かったのは…
人口の減少割合で見た場合、ワースト3は秋田県(-6.2%)、岩手県(-5.3%)、高知県(-5.0%)でした。逆に増加率が高かったのは、東京都(4.1%)、沖縄県(2.4%)、神奈川県(1.3%)の順となっています。
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