【競馬】好きな平成の歴代「菊花賞」優勝馬ランキングTOP28! 第1位は「ライスシャワー」に決定!【2021年最新投票結果】
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2021年6月14日から2021年6月27日までの間、ねとらぼ調査隊では「平成の歴代菊花賞優勝馬で好きなのは?」というアンケートを実施しました。
1938年に“最もスタミナのある優秀な繁殖馬”を選定するという観点から「京都農林省賞典四歳呼馬」として創設された菊花賞。3歳馬(旧4歳馬)限定の皐月賞、東京優駿(日本ダービー)と並ぶクラシック三冠競争の一つとして知られています。そんな歴史ある菊花賞を制覇した、平成時代の優勝馬の中から最も人気だったのはどの馬でしょうか?
今回のアンケートでは計2066票の投票をいただきました。たくさんのご投票、ありがとうございます! それでは結果を見ていきましょう。
第10位:マヤノトップガン
第10位は、第56回(1995年)の優勝馬「マヤノトップガン」でした。もともとは脚が弱く、短距離のダートコースを主戦場としていたものの、それでもなかなか勝ち星に恵まれなかったマヤノトップガン。しかし、次第に芝コースにも慣れてくると、一気にその才能を開花。菊花賞では第4コーナーから巻き返し、当時のレースレコードを記録する感動的な走りを見せてくれました。
第9位:ナリタトップロード
第9位は、第60回(1999年)の優勝馬「ナリタトップロード」でした。同年の日本ダービー優勝馬「アドマイヤベガ」および、皐月賞優勝馬「テイエムオペラオー」と並び、3強とみなされていたナリタトップロード。クラシック三冠の最終レースとなる菊花賞では、G1タイトル未獲得のプレッシャーをはねのけて、見事な優勝を遂げました。
第8位:オルフェーヴル
第8位は、第72回(2011年)の優勝馬「オルフェーヴル」でした。同年には皐月賞と日本ダービーも優勝しており、当然ながらクラシック三冠の期待を集めていました。そして迎えた菊花賞では、その期待に応えるように最後の直線では独走態勢へ。結果的に2着と2馬身半差を付けての快勝となり、史上7頭目の三冠馬が誕生しました。
第7位:メジロマックイーン
第7位は、第51回(1990年)の優勝馬「メジロマックイーン」でした。日本競馬史上初めて獲得賞金額が10億円を突破したメジロマックイーン。初のG1戴冠となった本レースでは力強い走りを見せ、優勝を果たしました。なお、本馬は前述の「オルフェーヴル」の母の父(祖父)としても知られています。
第6位:ゴールドシップ
第6位は、第73回(2012年)の優勝馬「ゴールドシップ」でした。同年の皐月賞を優勝したゴールドシップは、続く日本ダービーでは残念ながら敗れてしまうものの、菊花賞では単勝1.4倍の圧倒的な1番人気という期待に応え、見事に優勝しました。なお、皐月賞と菊花賞の二冠制覇は2000年の「エアシャカール」以来となる12年ぶり史上8頭目の快挙でした。
第5位:ナリタブライアン
第5位は、第55回(1994年)の優勝馬「ナリタブライアン」でした。同年の皐月賞および日本ダービーも優勝したナリタブライアン。三冠への期待が高まるものの、夏場の調整中に体調を崩し、一時は菊花賞出場も危ぶまれるほどでした。しかし、調子を取り戻して挑んだ本レースでは、後続を大きく引き離しての快勝。史上5頭目にして、平成初のクラシック三冠を達成しました。
第4位:セイウンスカイ
第4位は、第59回(1998年)の優勝馬「セイウンスカイ」でした。同年の皐月賞では「キングヘイロー」や「スペシャルウィーク」といった強力なライバルたちを抑え優勝。続く日本ダービーでは、スペシャルウィークに雪辱を果たされ4着に敗れてしまいますが、菊花賞ではそのスピードとスタミナを活かし、なんと逃げ切り勝ち。3000mもの長丁場を逃げ切るのは至難の業であり、実に38年ぶりの快挙でした。さらには、当時の3000mの世界レコードも打ち立てました。
第3位:ディープインパクト
第3位は、第66回(2005年)の優勝馬「ディープインパクト」でした。得票数は179票で、得票率は8.7%となっています。
2000年代最強との呼び声も高いディープインパクトは、同年の皐月賞および日本ダービーを無敗で制覇。そして迎えた菊花賞では、13万人もの観客が息を飲んで見守る中、当時のレースレコードを塗り替える圧倒的な勝利を遂げました。これにより、「シンボリルドルフ」以来日本競馬史上2頭目となる、無敗でのクラシック三冠を達成しています。
第2位:ダンスインザダーク
第2位には、第57回(1996年)の優勝馬「ダンスインザダーク」がランクイン。得票数は244票で、得票率は11.8%でした。
名種牡馬「サンデーサイレンス」産駒の一頭として、デビュー前から大物の風格を漂わせていたというダンスインザダーク。大きな期待を受けていたものの、皐月賞は発熱により出走回避。日本ダービーはクビ差の2着に敗れてしまいます。しかし、菊花賞では見事雪辱を果たし、クラシック最後の一冠を制しました。
現役中は不運にも見舞われ、活躍期間は短かったものの、ランキング結果を見るに、その才能あふれる走りは多くの人々の印象に残ったようですね。なお、本馬の産駒のうち2頭が、父と同じく菊花賞を制しています。
第1位:ライスシャワー
そして、第1位となったのは、第53回(1992年)の優勝馬「ライスシャワー」。得票数は293票は、得票数は14.2%でした。
ライスシャワーが優勝したレースから30年近く経った現在でも、これほどの支持を集めるのは、その劇的な走りにあるといえるかもしれません。菊花賞では三冠をかけた「ミホノブルボン」を抑え、当時のレコードタイムで勝利しました。
のちには「メジロマックイーン」の天皇賞(春)三連覇を阻止したことで、“黒い刺客”の異名を取ったライスシャワー。同じくねとらぼ調査隊が実施した「平成の天皇賞(春)優勝馬」のアンケートでも1位を獲得しており、人気投票の2冠達成となっています。また、コメント欄には「三冠の夢を正攻法で砕いたすごいレース」と、伝説的なレースをたたえる声も寄せられていました。
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