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母親が登場、そして露呈する親子の闇

 オレンジさんいわく “前世(コスプレにハマる前)のことは覚えていない” とのこと。そこで、オレンジさんを育ててきたお母さんがスタジオに登場します。

  “来んでいい” と早速お母さんに冷たく当たるオレンジさん。そして幼少期から父親がいないことで荒れていたオレンジさんが、母親を痛めつけた話に「胸糞」「ただの家庭内暴力」だと非難の声が上がります。

 一方で、そんなオレンジさんを受け入れたというお母さんには「器がでかい」とする人もいれば「お母さんもヤバい」「共依存」と、お母さんにも問題があることを示唆する人も。

 また、お母さんがジェレミアの衣装を勝手に洗濯機に入れたことで激昂するオレンジさんには「自分の衣装ぐらい自分で洗え!」「ひもじくないのはお母さんのおかげだと知りなさい!」と責める人が多数。また「ずっと反抗期が続いてる」「AC(アダルトチルドレン)かな」「もうコスプレイヤーの話じゃねぇよ」など、さまざまな反応が飛び交いました。

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「『ある』コスプレイヤー」というサブタイトルの理由

 上記のように、番組後半ではコスプレイヤーの実態というより歪んでしまった母子関係が浮き彫りになってしまう展開に。そこで「コスの方の誤解を生むんじゃね?」「すべてのコスプレイヤーがこうだと思われたらどうしよう」「自分もコスプレイヤーだけどこの人はヤバいわ」と、広義のコスプレイヤーとは一線を画してほしいという声が聞かれます。

 そこで、今回のサブタイトルが【コスプレイヤー】全般ではなく【『ある』コスプレイヤー】であることに「そういうことか」と納得する人も。これは、コスプレに傾倒しているある1人の女性の人生と認識できたということのようです。思ったより深いテーマに突っ込んでいったことに「30分で尺足りねぇな」と、もっと話を聞きたいという人も現れました。

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総括

 番組最後に 「生まれ変わったらジェレミアになりたい?」と聞いた山里さんに 「来世は木」「山のてっぺん(人が来ないところ)で3000年生きたい」 と言い切るオレンジさん。さっきまで重い話だったところが、思わず笑ってしまう人もいて多少心が軽くなった人も多かったようです。

 また番組中では、終始穏やかな聞き役に回っていた山里さんとYOUさん。複雑な親子関係に対する距離の取り方にも賞賛が集まった回でした。

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