
はとバス追突事故、インフルでの運転に「個人責任じゃない」「休めない環境も問題」の声
12月4日夜、観光バスの「はとバス」が停車中のハイヤーに追突し、ハイヤーの運転手が死亡した事故で、「はとバス」の運転手がインフルエンザにかかっていたことがわかり、ネット上では運転手が勤務したことの是非が問われています。

体調不良で勤務した運転手を責める声
この事故が報道されると、Twitterでは、「インフルエンザが発症してたら、運転しちゃダメ」や「無理して頑張ってますマンほんとうざい」といった、運転手を批判する声が。
報道によれば、 運転手は前夜からかぜ気味で、漢方薬を服用するなどしていましたが、インフルエンザという自覚はなかったとのこと。事故当日朝の健康状態の確認でも不調の申告はなく、18時半頃に事故を起こした後、警察病院での検査で初めてインフルエンザだったことに気付いたといいます。
死者が出てしまった今回の事故は、運転手が体調不良を理由に休暇、もしくは早上がりしていれば防げたものだとする意見が多数見られました。
「運転手の個人責任ではない」問題視すべき休みづらい職場環境
運転手への責任追及が多く見られるなか、「休みたくても休めないのが今の日本」や「人手不足で急に休まれると会社はバタバタ」「自己申告では異常があっても見抜けないし、言い出せない雰囲気があったのかも」と運転手だけではなく、職場環境や日本社会を根本から改善しないといけない、という意見も多くありました。
「ニュースをよく読まずに批判してる」第一印象でのツイートに警鐘
SNSなどでは、運転手がインフルエンザを自覚したのは事故後であるという点を把握せずに反応している声も散見されます。
こうした状況に、「ニュースをよく読まずに批判してる人多いよね」「ほとんどの人が見出しを見ただけで、全部読まずにクソリプしている」といった感想も見られました。
製薬会社のCMにも批判の声
「はとバス」の運転手は、「事故の前日、少しかぜ気味だったため、漢方のかぜ薬を服用して20時に寝た。事故の当日は午前5時に起床し念のため再度、漢方のかぜ薬を服用して出勤した」と話しており、「CMで『風邪でも絶対に休めない時に』なんてやってるから」や「何で申告しないんだよ。風邪薬飲んだら運転するなって取説にも書いてあるのに」などの意見も出ています。
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