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奥入瀬渓流や白神山地、下北半島の絶景など、青森県には旅情を誘う観光地が点在しています。それらの観光名所を巡る旅の醍醐味は、やはり旅情豊かな温泉旅館での滞在でしょう。温かな湯に浸かり、地元ならではの料理を味わう至福のひとときですよね。
本記事では「青森県で人気の温泉旅館」というテーマについて考えていきます。
青森県で人気の「温泉旅館」
酸ヶ湯温泉旅館
青森市の八甲田山中、標高約900メートルの高地にたたずむ「酸ヶ湯温泉旅館」は、江戸時代から約300年の歴史を紡ぐ湯治場です。国民保養温泉地第1号にも指定され、日本を代表する名湯として知られています。館内でひときわ有名なのが総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」で、160畳もの広さを誇る圧巻の空間に柱が一本もなく、高い天井まで開放的な造りが特徴的。
浴室内はすべて青森ヒバで造られ、木の香りが漂うレトロな雰囲気が漂います。酸性硫黄泉の湯は筋肉痛や関節痛、疲労回復などに幅広い効能があるとされ、昔ながらの素朴な風情を味わいながら名湯に浸って、心身ともに癒やされたいという人も多いのではないでしょうか。
蔦温泉旅館
十和田市・奥入瀬渓流の入口近く、ブナ林に囲まれて佇む一軒宿が「蔦温泉旅館」です。平安時代の1147年(久安3年)には既に当地に湯治小屋があったと伝えられ、900年近い歴史を誇ります。木造の趣ある建物や庭園はどこか懐かしい情緒があり、客室からは四季折々の自然を望むことができます。
日本でも珍しい「源泉湧き流し」の湯が特徴で、浴槽の底板から湧き出す新鮮なお湯が空気に触れぬまま足元を満たし、無色透明の湯玉がぷくぷくと肌をなでる体験は蔦温泉ならでは。やわらかな泉質で、何度も浸かるほどにその優しさを実感できるそうです。大浴場「泉響の湯」は文豪・井上靖がその湯音をたたえて名付けたもので、高い梁間に湧水のせせらぎが響き渡る幻想的な空間。夕食には山菜や川魚など旬の味覚を生かした会席料理が提供され、名湯とともに津軽の自然と食を心ゆくまで堪能できます。
下風呂観光ホテル 三浦屋
本州最北端・青森県風間浦村の下風呂温泉郷にある「下風呂観光ホテル三浦屋」は、津軽海峡を望む海岸沿いに建つ温泉宿です。下風呂温泉自体、室町時代から「万病に効く良い温泉」として武士や庶民に親しまれ、井上靖も訪れたことがあるという由緒ある湯治場です。三浦屋の自慢は乳白色に濁る天然硫黄泉で、開放的な露天風呂に浸かりながらどこまでも広がる海原を一望できます。
泉質は塩化物泉を含む硫黄泉で、高血圧や糖尿病、皮膚病などにも効能があるとされ、老若男女問わず愛されてきました。オーシャンビューの客室でも波の音を聞きながらゆったりと過ごせ、日常の喧騒を忘れて心身を癒やせます。料理は海の幸が中心で、館内の寿司処では新鮮なマグロの握りなどが提供され、そのとろける美味しさは思わず笑みがこぼれるほどです。地元産の海鮮に舌鼓を打ちながら津軽海峡の景色を眺めるぜいたくなひとときが楽しめる宿です。
この他にも青森県には数々の名旅館があります。あなたが好きな温泉旅館や泊まってみたい温泉旅館はどこですか? 下のコメント欄にお寄せください。
編集部が選んだ青森県で人気の「温泉旅館」10選は、次のページからご覧ください!
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