「雇用や教育の機会が平等な国」ランキングTOP30! 1位は「デンマーク」 日本は15位【2020年時点】

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 世界経済フォーラムが、仕事や教育などで平等な機会が提供されているかを国別に指数化した、社会的流動性に関する報告書「Global Social Mobility Index 2020」を公開しています。

 この報告書では、世界82カ国・地域を対象に、仕事や教育、テクノロジーなどにおいて、社会的地位をどの程度自由に改善できるかを表す尺度「社会的流動性」を評価。今回はこちらのランキングを紹介します。

(出典:世界経済フォーラム

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第3位:フィンランド

 第3位は「フィンランド」でした。同国では、すべての国民が福祉・保健サービスを平等に享受できる権利を持っているという考え方にもとづいて、社会保障制度が設計されています。教育面では、プレスクール(就学前教育)から大学院まで教育費が無料で、誰でも平等に教育を受ける機会が保障されています。

画像は「写真AC」より
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第2位:ノルウェー

 第2位は「ノルウェー」でした。1993年、父親が一定の育児休暇を取得するように義務づけた「パパ・クオータ制度」を他国に先駆けて導入。またジェンダーや障がいなどにも配慮した政策を数多く実施するなど、全国民が平等にコミュニティに参加・貢献する機会を保障しています。

画像は「Pixabay」より
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第1位:デンマーク

 第1位に輝いたのは「デンマーク」でした。社会保障が手厚く、介護・医療サービスはすべて無料で受けられます。また地方自治体には、希望するすべての子どもに保育サービスを保障する義務があります。仕事面でも産休や育休の取得が促進されており、出産や育児を理由に仕事を辞める人は比較的少ないです。

画像は「Pixabay」より

 なお、日本は15位にランクイン。アジアの国ではトップでした。教育や仕事の機会などが評価された一方、労働者の低賃金などが課題となりました。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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