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第5位:佐賀市(3958円)

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第4位:大阪市(4002円)

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第3位:奈良市(4007円)

 第3位はなんと海のない奈良県がランクイン。年間消費平均額は4007円でした。

 西日本では古くから漁業が盛んな地域にエビ好きが集中していますが、なぜ奈良県が上位なのでしょうか? その理由は、奈良県が大阪と伊勢、京都を結ぶ街道上の拠点だったから。現在でも大阪湾と伊勢湾、両方の海の幸が行きかう、「食の交差点」です。ちなみに、奈良は隠れたラーメン激戦区でもあり、その人気メニューの1つに「エビラーメン」なるものも存在します。

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第2位:北九州市(4085円)

 第2位は北九州市でした。年間消費平均額は、4085円。おもしろいのは同じ福岡県でも福岡市は29位と、それほど上位ではないという点です。

 福岡市と北九州市は微妙に文化圏が異なり、福岡市はむしろ佐賀市に近い地域。佐賀市は5位にランクインしているので、九州北部は基本的にエビ好きと言えるでしょう。なかでも北九州では「甘め」の味付けが好まれるため、エビを使った料理との相性がいいのかもしれません。

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第1位:堺市(4166円)

 第1位は大阪南部の中心地、堺市でした。堺市は海の幸や川魚など、昔から近畿一円の魚介類が集まる街。堺を含む泉南地方から和歌山市までの紀伊半島沿岸は、全国有数のエビ大好き地方だと言えそうです。

 また、過去10年を見るとエビ消費額トップは和歌山市(今回の調査では11位)。紀伊半島南部は伊勢エビの産地で、和歌山県北部から堺市にかけての沿岸ではクマエビが獲れます。大阪湾では小エビもよく獲れ、日常の食卓にエビが並ぶことも多いようです。

画像は「写真AC」より引用

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