「ファイアーエムブレム」作品どれが好き? シミュレーションRPGの草分けとなったFEシリーズ人気投票!
シミュレーションRPGを一大ジャンルへ引き上げた名作「ファイアーエムブレム」シリーズ(以下、FEシリーズ)。2020年は、ファミリーコンピュータで記念すべき1作目がリリースされてから、ちょうど30周年。その人気は衰えることを知らず、今なお多くの熱烈なファンを抱えています。
FEシリーズの魅力は、戦略的なバトルを楽しめる点。可視化された敵のヒットポイントや攻撃力、クリティカル率などをベースに、自分で与ダメ被ダメを計算しつつキャラクターを動かしていくのは、まさに軍師の気分。大丈夫だろうと油断してクリティカルの一撃をもらい仲間が倒される……なんて苦い思い出は、ファンなら数え切れないでしょう。
また、RPGでは珍しい、仲間を蘇生できない仕様に苦しめられたプレイヤーも多いでしょう。闘技場でレベル上げ中、仲間が倒されてリセット。リスタートするも、オートセーブのせいで倒される瞬間に戻され、数時間の努力が水の泡となり頭が真っ白に……そんな経験も、ファンなら一度は通る道。……思い出すだけで胃が痛くなりそうです。
今回、ねとらぼ調査隊ではFEシリーズの人気投票を実施しています。皆さんの最も好きなシリーズ作品を教えてください!
それでは、アンケート対象となっているFEシリーズ作品のご紹介です。
暗黒竜と光の剣
1990年にファミリーコンピュータでリリースされたシリーズ第1作。2008年にはニンテンドーDSでリメイクもされました(新・暗黒竜と光の剣)。
同作は、復活した地竜族の王メディウスを倒すため、かつてメディウスを封印した英雄アンリの血を引く主人公・マルスが、仲間とともに旅に出ます。お助けパラディン・ジェイガンは、その後、同じポジションのキャラをジェイガン枠と呼ぶほど愛されました。
紋章の謎
2作目「紋章の謎」は、前作「暗黒竜と光の剣」の続編。2部構成となり、物語のボリューム感が一気に増えました。またゲームシステムも細かい変更が入り、仲間を再行動に出来る便利ユニット「踊り子」も本作で初登場。個人的には、海賊など好きだった一部クラスが敵専用になってしまい、悲しかった思い出が……。
聖戦の系譜
主人公がマルスからシグルドとセリスの親子へ変わり、世界観もガラリと生まれ変わった本作は、ゲームシステムも一新。後継作でおなじみとなった武器の三すくみや、結婚システムなどが新しく導入されました。シグルド世代で結婚した両親の子どもが、セリス世代のストーリーで登場するのは斬新でしたね。
封印の剣
ゲームボーイアドバンスで発売された本作は、主人公ロイが大国ベルンの侵略政策を止めるべく立ち上がるストーリー。戦闘アニメーションのクオリティが一気に上がり、臨場感が格段にアップしました(モーション見たさに、封印の剣を振りまくってました)。
また本作は、シリーズで初めて支援会話が実装されました。どのキャラクター同志を支援Aにするか悩んだプレイヤーも多いでしょう。
烈火の剣
ゲームボーイアドバンス2作目となった本作は、前作の主人公・ロイの父親であるエリウッドと、彼の旧友のヘクトル、そして遊牧民リンの物語。それぞれにシナリオが用意され、特にヘクトル編は高難易度で知られました(当時はハードモードをクリア出来ませんでした)。
ゲームシステムは前作からあまり変わらなかった一方、各クラスの能力値が平準化されるなど、キャラクター選びやより戦略性あるバトルを楽しめる仕様になりました。戦闘アニメーションも前作よりパワーアップし、戦闘がより魅力的な作品に仕上がっています。
聖魔の光石
エイリークとエフラムの兄妹が主人公の本作は、これまでの作品から雰囲気がガラリと変わりました。特にクラスは、上級職の分岐や、下級職のさらに下の見習いクラスが導入されるなど大きく変化し、キャラクター育成の楽しみが広がりました。
そんな本作、全体的に味方キャラクターが妙に強かった印象です。エイリークとエフラム(特にエフラム)はチート級ですし、ジェイガン枠のゼトも最後まで戦えるレベルにステータスが伸びて驚きました。
蒼炎の軌跡
ゲームキューブでリリースされた本作は、久しぶりに据え置き型ハードで登場したシリーズ作品。キャラクターもマップも3Dとなり、イベントシーンではボイスが実装されました。
戦闘システムでは、状態に応じてステータスなどに補正がかかるバイオリズムや、隣接キャラを1マス吹き飛ばす体当たりなど、新たな要素が登場。より戦略性の高いバトルを楽しめるようになりました。
個人的には、大器晩成持ちのサザが化けると期待して育てていたら、クラスチェンジ出来ない罠にぶつかったのが一番の思い出……。
暁の女神
Wiiでリリースされた本作は、前作「蒼炎の軌跡」の続編。これまでで最も多い、4人の主人公それぞれのシナリオをプレイしていきます。
ゲームシステムは前作を踏襲しつつ、マップに高さが導入されたり、スキルの付け外しが自由に出来るようになったり、新要素も登場。竜騎士への弓の特攻がなくなったのも、画期的な変更点でしたね。
覚醒
2012年にニンテンドー3DSでリリースされた本作は、5年ぶりのシリーズ新作(リメイクを除く)。2人1組で戦うデュアルシステムなど斬新な要素が実装される一方、「聖戦の系譜」で人気を呼んだ結婚システムなど、過去に高く評価された要素が復活したことでも話題を呼びました。
また本作は、BGMの評価が特に高いことでも知られます。「『I』~為」「貴様らが…姉さんの言葉を語るな!」「遠征~炎」など、人気楽曲は数え切れません。
if
シリーズで初めてダブルパッケージで発売された本作は、2015年にニンテンドー3DSでリリース。プレイヤーは暗夜王国と白夜王国、どちらの勢力に所属するかを選びますが、所属先によってストーリーが変わります。
本作は、遂にマイユニットが主人公になったり、好評の結婚システムが引き続き実装されていたり、ファンの希望を詰め込んだ一作となりました。一方、前作のデュアルシステムを改良した「攻陣・防陣」や、大幅にパワーアップした拠点システムなど、新要素も盛りだくさんでした。
ヒーローズ
初のスマートデバイス向け作品としてリリースされた本作は、召喚士となったプレイヤーが過去作のキャラクターを呼び寄せて旅に出るストーリーです。
ゲームシステムはスマートフォンなど小さい画面でのプレイに最適化され、マップはかなり狭くなり、ユニットも最大4人まで。丁寧に描かれた愛らしいSDキャラたちが所狭しと戦う様子は、見ていて本当に楽しいですよね。
風花雪月
ニンテンドーSwitchで発売された本作は、主人公が士官学校の教師という一風変わった設定。作り込まれた美しいマップや、生徒を教育して技能レベルを育て、「資格試験」でクラスチェンジするという斬新なシステムが、大きな話題を呼びました。
また、お茶会や魚釣り、食事会、生徒の落とし物拾い、サウナに入るなど、さまざまなサブ要素も楽しさ満点。戦いを忘れて没頭したプレイヤーも多いのではないでしょうか。
以上が投票の対象作品になります。ただ、ここに挙がった作品以外が最もお気に入りという人もいると思います。その場合、「その他」に投票して、コメント欄に熱い思いを書いてください! 外伝はもちろん「幻影異聞録#FE」「TCGファイアーエムブレム0」などもOKです!
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