「乗降客数の多い日本の空港」ランキングTOP30! 「羽田」と「成田」に次ぐ第3位は?【2020年版】
ビジネスや旅行で日々、多くの人が利用する空港。それでは、国内の空港で最も多くの人が利用しているのは、どこの空港なのでしょうか?
今回は、国土交通省の「令和2年空港管理状況調書」のデータをもとに、2020年に乗降客数が最も多かった日本の空港をランキング形式で紹介します。乗降客数は国内線と国際線の合計で、ヘリポートは除いています。数ある空港の中で、最も乗降客数の多い空港はどこだったのでしょうか?
(出典:国土交通省「令和2年空港管理状況調書」)
第3位:福岡空港(958万3882人)
第3位は「福岡空港」でした。2020年の乗降客数は958万3882人。内訳は国際線が87万8567人、国内線が870万5315人でした。
福岡空港は福岡県福岡市博多区に位置し、国内外をつなぐさまざまな航空便が発着する西日本の幹線空港として機能しています。2015年には航空需要の高まりを受けて、国内線旅客ターミナルビルの再整備事業をスタートし、2020年1月に完了。現在は2025年の増設滑走路供用開始へ向けて工事が進められており、さらなる発展が期待されます。
第2位:成田国際空港(981万2184人)
第2位は「成田国際空港(成田空港)」でした。2020年の乗降客数は981万2184人で、内訳は国際線が659万1264人、国内線が322万920人でした。
成田空港は千葉県成田市に位置する日本最大の国際空港。1964年の海外渡航自由化に伴って増加すると見込まれた航空旅客の受け皿として、1978年に開港しました。それ以降、羽田空港と並んで、東日本における“空の玄関口”となっています。国際線の乗降客数では、2位の関西国際空港(348万4924人)を大きく上回る1位でした。
第1位:東京国際空港(3119万5043人)
第1位は「東京国際空港(羽田空港)」でした。2020年の乗降客数は3119万5043人と、2位以下に圧倒的な差をつけて堂々1位となりました。内訳は国際線が312万9093人で、国内線が2806万5950人でした。
羽田空港は東京都大田区に位置する日本最大の空港で、その歴史は1931年に開港した国営民間航空専用空港「東京飛行場」までさかのぼります。終戦後はアメリカの進駐軍に接収されましたが、1952年に大部分が返還され、日本の空の玄関口として再出発しました。
2021年には、世界の航空・空港の格付け調査を実施しているスカイトラックスの「ワールドエアポートアワード2021」で、「世界で最も素晴らしい空港」で2位、「世界で最も清潔な空港」で1位に輝くなど、世界からも高く評価されています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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