「年金制度が優れている国」ランキングTOP30! 1位は「アイスランド」、日本の順位は?【2021年版】

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 食糧生産の技術や医療の発達により、人生100年時代ともいわれる現代。国家にとって年金制度が充実しているかどうかは、より重要かつ切実な問題になりつつあります。

 今回はマーサーの「グローバル年金指数ランキング(2021)」から上位30カ国を紹介。本ランキングは世界43カ国の年金制度を「十分性」「健全性」「持続性」といった観点から評価したものです。なお日本は36位でした。

※各見出し()内の数値は総合指数値で、ランキングの根拠となる値です。

(出典:マーサージャパン 「グローバル年金指数ランキング(2021)」プレスリリース)

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第2位:オランダ(83.5)

画像は「Pixabay」より引用

 第2位はオランダでした。

 オランダは過去11年間、1~2位を獲得し続けている年金制度優秀国。オランダの年金は持続性に優れ、職域年金(日本の厚生年金に相当)の資産残高が日本円にしておよそ150兆円になったこともあるほどで、その資産は潤沢です。ちなみに、オランダの7倍近い人口を誇る日本では、世界最大の年金基金GPIFが国民年金と厚生年金を運用しています。運用資産は、2021年時点で約191兆6189億円となっています。

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第1位:アイスランド(84.2)

画像は「Pixabay」より引用

 第1位はアイスランドで、初登場ながら1位となりました。

 アイスランドの年金制度は67歳まで働かないと満額受給できない仕組みになっており、厳しい一面を持っています。一方で、平等な経済と高い生活水準などの要因もあるためか、十分性、持続性では高い評価を受けており、いずれも最高スコアを弾きだしています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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