「寺院」の数が多い都道府県ランキング! 1位は「愛知県」の4558寺【2020年版】

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 冠婚葬祭や地域のコミュニティの場、ときには観光スポットとしてもなじみの深い「お寺」。日本全国にお寺があるなかで、お寺の数が多い都道府県はいったいどこなのでしょうか。そこで今回は、文化庁による2020年版『宗教年鑑』より、「寺院」の数が多い都道府県ランキングを発表します。

 なお、このデータは宗教法人を含む宗教団体において、「寺院」の名称をもつものを対象にしています。それではさっそく、上位の3府県から見てみましょう。ちなみに、神社仏閣の観光スポットが多いイメージの京都府は3065寺で5位、奈良県は1818寺で16位でした。

(出典:文化庁|宗教年鑑 令和2年版

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第3位:兵庫県

書写山圓教寺(画像は「写真AC」より)

 第3位は兵庫県です。県内の寺院の数は3282寺となっています。兵庫県は、近畿地方で最大の面積を持つ県。“西の比叡山”とも呼ばれ、近年はさまざまなドラマや映画のロケ地としても知られる「書写山圓教寺」や、聖徳太子が創建したと伝わる「中山寺」など、古くからのお寺も多数あります。

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第2位:大阪府

四天王寺(画像は「写真AC」より引用)

 第2位は大阪府。府内の寺院の数は3382寺です。大阪府は、古代から神社仏閣や古墳などが多く造営されてきた地域。大阪市天王寺区にある「四天王寺」は聖徳太子が建立したと伝えられ、『日本書紀』にも記載があるほど古いお寺です。また府内には、大阪府唯一の天平仏である千手観音坐像を祀る「葛井寺」が位置する藤井寺市など、お寺にちなんだ自治体名もあります。

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第1位:愛知県

大須観音(画像は「写真AC」より引用)

 そして第1位は、愛知県でした。県内の寺院数は4558寺で、2位を大きく上回っています。愛知県内の寺院数が他の都道府県よりずば抜けて多い理由には諸説ありますが、尾張徳川家が寺院を積極的に保護したことや、明治初期の愛知県の人口は第3位になるほど多く、かつてお寺は人々の生活に密接に関わっていたことから、人口の多さにあわせてお寺の数も多くなったことなどが考えられています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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