「ビフテキ」は「ビーフステーキ」の略ではない?

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「ビフテキ」の由来は?

 「ステーキ」を辞書で調べますと「厚めに切った肉や魚、ハムなどを網や鉄板で焼いたもの」とあります。また『肉の場合、厚さは1~2cm位の場合が多い。1人前の量は100~200グラム程度』とあります。

 補足として『肉の場合、通常は牛肉を使用することが多いが、豚や羊、鶏肉を使用することもある。牛肉だと“ビーフステーキ”、豚肉だと“ポークステーキ”、子羊の肉だと“ラムステーキ”、鶏肉だと“チキンステーキ”とも呼ばれる。その他“ハムステーキ”“サーモンステーキ”“ハンバーグステーキ”などがある』とあります。

 日本では『ステーキ=ビーフステーキ』のイメージを持つ方が多いと思いますが、辞書によっては『ステーキ』を調べると『特に、ビーフステーキのこと』とあります。

 そんな『ビーフステーキ』を略したものが『ビフテキ』と言われています。実際、辞書には『ビフテキとはビーフステーキの略』とありますが、実は違うという説が有力だそうです。
その理由ですが、『ビフテキ』の語源はフランス語で『ステーキ』を意味する『ビフテック(bifteck)』だそうです。
この場合、“ステーキ全般”を指していて、ビーフステーキだけを限定したものではないそうです。

 日本の『ビフテキ』のように『ビーフステーキ』を表す言葉にイタリア語の『ビステッカ(Bistecca)』があります。『ビステッカ』とは、イタリアのフィレンツェ地方の名物料理です。

 19世紀にフィレンツェに住んでいたイギリス人が使っていた英語の『ビーフステーキ』が『ビステッカ』になったという説もあるそうです。

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