ナウシカ1強か、それとも……? あなたが好きな映画版「風の谷のナウシカ」の登場キャラは?【人気投票】
1984年に公開された映画「風の谷のナウシカ」は、公開から30年以上経った令和の時代でも愛され続けている名作。監督・脚本は宮崎駿さん、音楽は久石譲さんが担当し、スタッフには高畑勲さんや庵野秀明さんらアニメ界の重鎮が名を連ねています。退廃的な世界観と、ナウシカの凜とした姿が、今もなお多くのファンを惹きつけてやみません。
そこで今回、ねとらぼ調査隊では「あなたが好きな映画版『風の谷のナウシカ』の登場キャラは?」という人気投票を実施します。「風の谷のナウシカ」で、あなたのお気に入りのキャラへ、ぜひ投票してくださいね。それではまず、代表的な登場キャラクターを解説付きで紹介します!
ナウシカ
風の谷の族長ジルの娘で、生きものを慈しむ心と深い愛情を持ち、蟲たちとも心を通わせる16歳の少女。谷の女の子たちからは「姫ねえさま」と呼ばれ、慕われています。
心やさしく聡明な一方で、特徴的な飛行具「メーヴェ」を自由自在に操って空を飛ぶ姿は凛々しく、また、ユパ仕込みの剣術はトルメキアの兵士相手にも引けを取りません。さらに高いカリスマ性を持つ、正統派ヒロインです。
テト
ユパに保護され、ナウシカへと贈られたキツネリス。最初はナウシカの指を噛んで威嚇しますが、ナウシカに「おびえていただけなんだよね」と声をかけられて心を開くと、その後はよき相棒となって行動をともにします。
ユパ・ミラルダ
腐海の謎を解くために、トリウマのカイ、クイとともに旅を続けている凄腕の剣士。王蟲の殻から削り出した剣を携えています。ナウシカの剣の師匠で、勇敢かつ、理知的で人格的にも尊敬できる人物であり、風の谷の住人からは「ユパ様」と呼ばれています。
アスベル
ペジテの王子で、ラステルの双子の兄。単身でクシャナの艦隊を襲撃後、腐海でナウシカに助けられ行動をともにします。ナウシカを通じて、腐海の役割を知ると、やがてナウシカの味方に。最終的にはペジテの船からナウシカを逃がします。
クシャナ
高い軍事力を持つトルメキアの第4皇女。黄金の甲冑と白いマントをまとい、豪胆な性格で、兵士たちをまとめ上げている軍人です。蟲によって失われた左手には義手を装着しており、「わが夫となる者はさらにおぞましきものを見るだろう」というセリフから、体にはさらに深いキズを負っていると思われます。
クロトワ
平民からクシャナの側近となった男で、飄々とした雰囲気を持つ男。クシャナが行方不明になったときには野心を覗かせますが、無事と分かれば、すぐに部下の顔に戻る変わり身の早さが特徴。シリアスなキャラクターが多いなかで、貴重なユーモア担当でもあります。
王蟲
最大で80メートルにもなるという巨大なダンゴムシのような蟲で、腐海の王者たる存在です。仲間を傷つけられれば、普段は青い14個の目を深紅に染めて怒り、我を忘れて人間を襲うことも。軽くて丈夫な殻が道具の材料になるなど、ある意味人間と共存しています。
巨神兵
1000年前にあった「火の七日間」で、産業文明を焼き払った巨人。映画ではトルメキアの手によって、中途半端な状態で復活させられます。クシャナの「なぎ払え!」という命令で陽子砲を放ち、圧倒的な破壊力を見せつけるも、ほどなく全身が崩れ落ち骨を残して死亡。クロトワいわく「腐ってやがる、早すぎたんだ」。
城オジ五人衆
風の谷で暮らす頼りになるおじさまたち。リーダー的存在で眼帯を装着した「ミト」、トルメキアの船が落ちたときに風を読んでいた「ゴル」、腰痛持ちの「ギックリ」、いつもむずかしい顔をしている「ムズ」、要所で乗りものの操縦桿を握る「ニガ」の5人で、5人揃ってナウシカとともに、トルメキア軍へ同行しました。
ラステル
ペジテの王女でアスベルの双子の妹。巨神兵のマユが積まれた船に捕えられており、墜落によって船外に投げ出されます。救助にかけつけたナウシカに「積み荷を燃やして……」と言い残し、命を落としました。
ジル
ナウシカの父で風の谷の族長ですが、腐海の毒に体をやられて寝たきりに。風の谷へと侵攻してきたトルメキアの兵士に襲撃され、命を落とします。回想シーンでは、ナウシカから王蟲の幼生を取り上げていました。
その他(コメント欄にお願いします)
深みのあるストーリーと、壮大なテーマが魅力の風の谷のナウシカは、大人が見ても楽しめる作品です。今回は、そんな風の谷のナウシカの中でも、代表的なキャラクター11人を抜粋して紹介しました。
しかし風の谷のナウシカには、他にも大ババさまや身代わりを務めた少女など、作中を彩った印象的なキャラクターがいます。そこで今回紹介できなかったキャラクターが好きな人は、その他への投票と、コメント欄にてキャラ名を教えてください! それでは下のアンケートより、ご投票よろしくお願いします。