
今こそ決めよう! あなたが好きな地上最強の生物・範馬勇次郎の名言は? 【アンケート】
INDEX
- 上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとき思想
- 闘争とは力の解放だ。力みなくして、解放のカタルシスはありえねぇ……
- たかだか1時間余りで蚊トンボを獅子に変化(かえ)る。勝利とはそういうものだ
- 競うな 持ち味をイカせッッ
- 闘争を物質にたとえるなら不純物だ
- ジジイ…ちょうしこかせてもらうぜ!!
- 覚えておけ この世には石をも断ち切る鋏があるということをッッ
- イヤミか貴様ッッ
- かりそめにも この俺が怖じ気づくなどと………
- 俺を取り上げろ!!!
- 俺の…子を産め!
- 百聞は一見にしかず 百見は一触にしかず
- 強くなりたくば喰らえ!!!
- 漫然と口に物を運ぶな
- 毒も喰らう、栄養も喰らう。両方を共に美味いと感じ―――血肉に変える度量こそが食には肝要だ
- その他
- アンケート
板垣恵介さんによる格闘漫画「グラップラー刃牙」。1991年から週刊少年チャンピオンにて連載が開始され、タイトルを変更するなどして第2部、第3部と現在も続いています。そんな刃牙シリーズには、数多くのグラップラー(格闘家)が登場しますが、中でも作中最強とされているのが、主人公・範馬刃牙の父親にして、地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎です。
そこで今回は、範馬勇次郎が残した数多のセリフの中から「あなたが好きな名言はなに?」というアンケートを実施します。刃牙シリーズが大好きな人はぜひ、ご投票ください! それではまず、勇次郎が作中で残した代表的な名言を解説付きで紹介します。

上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとき思想
戦いの中に愛や友情などといった感情を持ち込んだ天内悠に対して、勇次郎が放った言葉。ちなみに天内は、勇次郎の逆鱗に触れてしまったせいで、肩がえぐれるほどの手刀を決められた挙句、頭皮の一部を引きちぎられました。

闘争とは力の解放だ。力みなくして、解放のカタルシスはありえねぇ……
勇次郎が中国武術界の頂点である郭海皇との戦いで放ったセリフ。人間は闘争に対して、勝利するための技を考えてしまうもの。しかし、勇次郎は「脱力だの……消力だの……そんなものはおまえたちで共有したらいい」と、技術などに頼らず己の力だけが絶対であることを示します。
たかだか1時間余りで蚊トンボを獅子に変化(かえ)る。勝利とはそういうものだ
闘争などのきっかけによって、人が変化することを伝えるためのセリフ。闘いで勝利すれば、自信が付いたり名声を得たりすることができたりするため、勝利は人生が変わるほどの成果を得ることが出来ます。
競うな 持ち味をイカせッッ
勇次郎の友人であるビスケット・オリバが、中国大擂台賽編で龍書文と対戦した時に発したセリフ。敵の長所を真似して競い合っても勝利はないため、勝ちたいなら自分の持ち味を最大限に生かしていけという意味ですね。

闘争を物質にたとえるなら不純物だ
郭海皇に対して発したセリフ。人間以外の動物は、自らの力で闘争するもの。すなわち、闘争を物質に例えるなら技術などは不純物だと考えている勇次郎が、技術こそ闘争の構成物質だと言い張る郭海皇に反撃していきます。
ジジイ…ちょうしこかせてもらうぜ!!
「調子こいてんじゃねェ小僧ォッ!」という郭海皇の言葉に対して、放ったセリフ。勇次郎の鬼のような表情であるたくましい筋肉を見て、郭海皇の表情が凍り付いてしまいます。
覚えておけ この世には石をも断ち切る鋏があるということをッッ
息子の刃牙と、親子でじゃんけんしたシーンでのセリフ。勇次郎はチョキをだし、刃牙はグーをだして刃牙の勝利……のはずが、勇次郎の屁理屈によってじゃんけんの定義を無視されてしまいます。このあと刃牙は、勝利したのに皿洗いをさせられます。
イヤミか貴様ッッ
勇次郎が刃牙を、いきつけの高級ホテルのディナーに招待したときのセリフ。ラフな格好で来た刃牙を勇次郎が叱るも、刃牙は「ちゃんと教えられたことなかったし」というセリフで論破してしまいます。

かりそめにも この俺が怖じ気づくなどと………
刃牙の顔を掴み、壁に叩きつけた時のセリフ。今にも息子を殺してしまいそうな様子な勇次郎。毒が裏返って復活した刃牙が、父親の圧倒的強さを痛感したシーンでもあります。
俺を取り上げろ!!!
勇次郎出生の瞬間に、勇次郎が産婆に向かってテレパシーを送った時のセリフ。こんな赤ん坊がいたら腰を抜かしてしまいそうです。ちなみに母親に対しても「何をしているッッ早く飲ませろッッッ」と授乳を強要しています。
俺の…子を産め!
本能にまっすぐな性格がにじみ出ている、勇次郎のセリフ。性行為の際に刃牙の母に向かって、この言葉を発しました。禁欲に否定的な勇次郎らしいセリフですね。
百聞は一見にしかず 百見は一触にしかず
百聞は一見にしかずは、誰しもが聞いたことある言葉ですが、勇次郎の名言では百見は一触にしかずという言葉が続きます。100回見るよりも、一度触れた方が確かでよくわかるので、実際に触れた方が良いということですね。

強くなりたくば喰らえ!!!
勇次郎が闘争において重要なのは、何事にも喰らいつくことを刃牙に教えるシーン。食べ物だけではなく、性的なことや戦うことも喰らうことが大切です。

漫然と口に物を運ぶな
TVを観ながらご飯を食べる刃牙に対して発したセリフ。勇次郎の食育は、読者の心にも響きます。何を前にして、何を食べているか意識して食事することが命を食べる者の義務と教育しています。
毒も喰らう、栄養も喰らう。両方を共に美味いと感じ―――血肉に変える度量こそが食には肝要だ
健康に良いからと、食品添加物などが入った“めかぶ”ばかり食べていた刃牙に対して、発したセリフ。とてもまともなことを言う父親に勇次郎に、めずらしく父親っぽさを感じて刃牙は泣きそうになっています。
その他
今回は地上最強の生物こと、範馬勇次郎が残した代表的な名言をピックアップして紹介しました。作中では傍若無人の振る舞いをすることも多い勇次郎ですが、彼が語る名言には、ある種美学のような物が垣間見えます。
なお範馬勇次郎は、まだまだ数多くの名言を残しています。そこで、今回紹介されていなかった名言が好きな人は、下のアンケートよりその他への投票と、コメント欄にてどんな言葉かを教えてください!