「浦沢直樹」作品で一番好きなのはどれ?【2022年版・人気投票実施中】
日本を代表する漫画家の一人である浦沢直樹さんは、1983年のデビュー以来、数々の漫画賞を受賞してきました。浦沢さんの作品は、原稿量のすさまじさ、圧倒的な画力、誰も真似できないような物語性が高く評価されています。
そこで今回は、「浦沢直樹作品で一番好きなのはどれ?」という人気投票を実施します。浦沢作品が大好きという人は、ぜひ投票に参加してください。まずは、代表的な作品の一部を紹介します。
YAWARA!
『YAWARA!』は『ビッグコミックスピリッツ』にて1986年から1993年まで連載され、第35回小学館漫画賞を受賞した作品です。 1989年にはアニメ化や実写映画化もされました。
主人公は、並外れた柔道の才能を持つ少女・猪熊柔。柔道の力を発揮していく一方、普通の女の子になりたいという願いも持ち、バルセロナオリンピックの二階級制覇に挑むまでの葛藤や成長を描いた物語です。浦沢さんの出世作でもあります。
MASTERキートン
『MASTERキートン』は、1988年から1994年にかけて『ビッグコミックオリジナル』で連載された作品。主人公の平賀=キートン・太一は、名門オックスフォード大学を卒業後、イギリス陸軍特殊空挺部隊SASに入隊しサバイバル教官に。現在は考古学研究の道を探りながらロイズ保険組合の調査員(オプ)をしているというすさまじい経歴の人物。
キートンがSAS時代に学んだサバイバル技術を活かし、幾度も危機を脱するというアクション、出会った人々との人情噺、そして考古学的な考察を交えた話など、非常にバラエティ豊かでロマンあふれるエピソードが満載の作品となっています。2012年からは本編の20年後を描いた続編『MASTERキートン Reマスター』が不定期連載されました。
MONSTER
『MONSTER』は『ビッグコミックオリジナル』に1994年から2001年まで連載された作品。2004〜2005年にはアニメも放映されました。1999年の第3回手塚治虫文化賞マンガ大賞や、2000年の第46回小学館漫画賞青年一般部門を受賞しています。
ドイツおよびチェコを舞台としたサスペンス作品。主人公で天才脳外科医のDr.テンマこと天馬賢三は、医者としての出世コースを掴みかけていましたが、命令を無視して重傷の少年ヨハンを手術し、命を救ったことで運命が一転します。冤罪や猟奇殺人といった犯罪だけでなく、医療倫理や権力闘争、家族の在り方や人間愛、さらにはベルリンの壁崩壊前後のドイツの社会問題など、さまざまなテーマを含んだ重厚なストーリーの作品です。
20世紀少年
『20世紀少年』は、1999年から2006年まで『ビッグコミックスピリッツ』に連載された漫画。2007年には完結編となる『本格科学冒険漫画 21世紀少年』も連載されました。また、2008年から2009年にかけて実写映画化され、大きな話題を呼びました。
主人公・ケンヂやその仲間たちが少年だった1970年代頃、未来の空想をスケッチブックに描き、彼らは「よげんの書」と名付けます。やがて大人となったケンヂは平凡な日々を送っていましたが、世界に異変が起こり始め、次第に「よげんの書」に書かれた内容が現実に起きていく……という謎が謎を呼ぶ壮大なストーリーが描かれます。
「浦沢直樹」作品で一番好きなのはどれ?
ここまで、数ある浦沢さんの作品から4作品を代表して紹介しました。もちろんこのほかにも、数々の名作がそろっている浦沢作品。選択肢には代表的な連載漫画10作品を用意しましたが、もし読み切りなど他の作品が好きという人は「その他」に投票のうえ、コメントにて作品名をお書きください。